とも路
とも路 / 感想・レビュー
ぐうぐう
宗教家・摂受心院の伝記。とはいえ、谷口ジローは、友司の誕生から結婚まで、つまりごくごく普通の女性であった時代の友司だけを切り取る。しかし、そこにこそ、彼女がのちに大成する、その理由があると言っているようだ。幼くして父を亡くし、母とも離れ、また妹とも死別してしまう友司だが、祖母きんの深い愛情を受け継ぎ、くじけることなく、凜と前を向き、懸命に生きていく。誠実な彼女の生き方は、軽々と時代を超え、私達の心を揺さぶる。
2014/08/13
慈姑ハス
新興宗教・真如苑をひらいた人物を支えた女性宗教家の伝記漫画ですが、宗教ということにとらわれると、この漫画の面白さを見失います。あまり偏見を持たず読むのが良いかと思います。
2014/08/14
ちーすけ
とりあえず谷口ジロー先生の本だから買いました。誰?と思って読んでましたが宗教家の話だったとは。なんでもない話を興味深く読ませるのは流石。
2014/09/13
V_manbow
このなんでもなさ加減が谷口ジロー節だが…だ、誰?
2014/08/18
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