淳と隆のなんだかおかしいニュースの裏側
淳と隆のなんだかおかしいニュースの裏側 / 感想・レビュー
カープ坊や
2016年はこの本からスタート。 田村淳の信条とは相容れない部分も多々あるものの 報道に対する姿勢には共感をおぼえる。 極右の田母神氏や共産党の小池氏 さらに古賀茂明氏など さまざまな信条を持つ人達をゲストに呼び意見を交える この二人がメインの番組「週刊リテラシー」が ますます面白くなりそうになった一冊でした。
2016/01/03
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どうしても「メディアが主張を始めた=偏ってる」「自分の意見と違う=言論を止めさせるべき」という短絡的な思考に陥りがち。一方で、「相手の立場を尊重して自由に議論しよう!」と胸を張って言えるほどに、余裕のある社会でもないのかなと感じる。▼ネットまとめをまたテレビで見るより、テレビ局にしかできないコンテンツを楽しみたいことは確かです。
2018/03/06
hk
「ノイジーマイノリティ」が本書に通底するキーワードだ。これはサイレントマジョリティの対偶語で「饒舌な少数派」を意味する。例えば、田村氏はネット媒体への「書き込み」がノイジーマイノリティの典型だとした上で、既存メディアがネット世論に迎合している現状を危惧している。確かにネット世論がノイジーマイノリティとなる場合もあるだろう。だがメディアが「少数意見の増幅装置」という役割をも担う以上、既存メディアが少数意見を採り上げるのは自然な姿なのではないだろうか?……等々本書を通じて彼らとなかなかに有意義な対話が行えた。
2015/12/27
おかでぃ
20代中頃までニュースは必ず真実を報道してると思っていた。でもそうとは限らないと年々わかってきた。僕は気付いたけど、きっと気付いてない人もたくさんいるだろう。週刊リテラシーは報道してることが真実とは限らないと、他の視点を提示してくれる親切な番組。多くの人がこういう視点を持てるのが大事。 本の終わりの鳩山さん出演回の文字起こしが面白かった。民主党政権時代は報道を鵜呑みにしてたため、鳩山さんは変な首相だったんだという印象しかなかったけど、実際は安倍さんよりも良いことやってると思った。
2016/02/14
しげ
この本に書かれている意見の中で「なるほど、納得!」と思うものもあれば「わたしはそうは思わないけれど…」と思うものもありました。でも、それでいいんだ、むしろそうあるべきだと背中を押してくれる一冊でした。そして「自分と異なる意見」は、いままでの自分にはなかった「新たな視点」を与えてくれるものなのだと感じました。
2018/05/12
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