コミック版 ユリゴコロ(下)
コミック版 ユリゴコロ(下) / 感想・レビュー
麦ちゃんの下僕
長らく行方不明となっていた下巻が見つかりましたので(笑)、一気読み!原作未読ですが、映画は鑑賞済みです。このコミック版の素晴らしい所は、亜月亮さんの描くキャラクターが魅力的で読みやすいだけでなく、手記の書き手「私」の表情を常に隠し続け、最後の最後で初めて“全貌”を見せることで絶大な効果を生み出していること!ストーリーはさほど難しくはないと思いますが、この“奇妙”で“複雑”な家族の物語は、一読の価値あり!です。(映画版は…ホラーテイストの映像美や俳優陣の演技に見所はありますが、設定やストーリーの改変が…。)
2020/05/31
明那
怖い話なのかと思っていましたが⋯凄くいい話でびっくりしました。沢山殺してきた女が、愛を知り、母親になり、必死に影ながら息子を守ってきた話。なるほどなぁと思わされるエンドでした。ちょっと泣いてしまった
2017/09/27
あすぴよ
ハラハラしながらも納得です。深い愛です。すべてを受け入れる広くて深い愛
2017/10/04
ねこねこ
最後良い話っぽい感じで終わったけど…でもいっぱい人を殺してるよね…罪のない子も殺したよね…罪の意識は、無いのかね…と現実離れな感じでもやもやしました。 でもそうゆう現実は、置いといてこの女性の気持ち(ユリゴコロ)の変化を感じる話なのかな…納得出来ない所もあるけど話しは、面白かったのでそのうち小説も読んでみたいです。
2019/07/26
hassy★
手記は謎が多くて、手に汗握る感じで読んだ。最後の展開は涙のシーンにごまかされて最初はいい話だなぁーで終わったけど、よく考えたら一人の女の人生をかけた完全犯罪記録だし、みんな共犯者だし、罪悪感や倫理観とか超越しててみんなサイコパスだなって思いました。
2017/11/15
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