THE RISING SUN 陽が昇る場所へ
THE RISING SUN 陽が昇る場所へ / 感想・レビュー
Y2K☮
彼の試合と言葉はインスピレーションの宝庫。森博嗣や村上春樹の著作だけが持つ不思議な色気を理解できた。近くて遠いWWE王座。ヒール転向して急所撃ちを連発するのは上の意向。と同時に実力を認めない会社への不満や期待に応えられぬ己への苛立ちを試合に落とし込んだ形でもある。彼は元々斜に構えるタイプだし皆が思う様な完璧なヒーローでもない。むしろドジでネガティブ。だからこそ全てを前向きに受け止め、人生を楽しもうと努めている。そう、楽しもう。意味が有ろうが無かろうがこれが自分の人生。挑戦し続ける者だけが失敗もできるのだ。
2018/04/28
Y2K☮
新日本プロレス在籍時の晩年はIC王座の戴冠転落奪還の無限ループで精神的にきついかなと見ていて感じた。会社がオカダや内藤、若い選手を推す流れでゆるやかに落ちていくのかと。もちろん人気や社内的な立場は安定していたと思うけど、彼が求めているのは一度きりの短い人生におけるアドベンチャー感。まだ見ぬ己との出会い。可能性。やりたいことをやる。なりたい自分になる。つまりWWEへの挑戦は必然だった。年齢的なものも含めて今しかないと。メチャメチャ励まされた。やっぱりすげえよ真輔。彼の言葉を胸に陽が昇る場所へ一歩踏み出そう。
2020/02/25
読書は人生を明るく照らす灯り
中邑真輔のプロレス感、生き様が満載。これからプロレス始めるレスラー、伸び悩んでいるレスラーに読んでほしい。ファンが読んで、推しのレスラーを変身させれるといいな。世界基準のレスラーが増える傾向になってるのは、いい事だ
2024/06/15
Hammer.w
"どうでしょうね?でも結局、「ずっと同じところにいると徐々に沈んで行くんじゃないかな」って思いますけどね。自分に飽きるのかな?"…さすがスーパースター☆一言が違います。もう憧れです。
2018/04/17
緋莢
『KAMINOGE』、『月刊ゴング』に掲載されたインタビュー記事を一部加筆・修正しまとめた本。2013年の10月から2017年の1月までのインタビューが収録されており、多少重なるところはありますが、『中邑真輔自伝 キング・オブ・ストロングスタイル』と続けて読むと、中邑真輔の軌跡を知るのに、ちょうどよかったです。この間の一番大きな出来事といえば、やはりWWE入団で、それが2016年1月。その前年、2015年7月のインタビューでは、<リング上のことは新日本が世界一だと思いますか?>という質問に対して(続く。
2020/07/01
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