谷口ジローコレクション28　シートン 旅するナチュラリスト 第3章 サンドヒル・スタッグ (谷口ジローコレクション 28)

ぐうぐう

『谷口ジローコレクション』で再読する『シートン』第３章。カナダの平原で出会ったミュールジカとのエピソードが綴られているが、序盤で物語はロンドンでの学生時代へと遡る。画家を目指すシートンが、クーエの鳥類図鑑に心を震わせ、ラルフ・エマソンの「私たちは祖先の書いたものから神や自然を知るだけです なぜ私たちも祖先と同じように自分で直に地球とつきあってはいけないのでしょうか」という言葉によって、ナチュラリストこそが自分のなるべき道だと悟る。（つづく）

2023/05/06

剛腕伝説

シートンがカナダの森で出会った大鹿。その勇姿は気高く静かである。とうとう大鹿を追い詰めたシートンは、その気高い姿に圧倒され引き金を引くことが出来なかった。カナダの森に跳躍する大鹿の筋肉が注に浮く。自然が創造した獣のもっとも美しく優雅な姿であった。

2024/01/18

chuji

久喜市立中央図書館の本。2023年5月初版。初出「漫画アクション」 2005年12月20日号～06年7月18日号。漫画は殆んど読まないが、このような著作もある。このシリーズ三作目の読了です。

2023/06/18