餓狼伝 I (双葉文庫 ゆ 1-3)
餓狼伝 I (双葉文庫 ゆ 1-3) / 感想・レビュー
タルシル📖ヨムノスキー
今野敏さんの格闘小説を読みつつあれこれ調べていくと必ずぶち当たる〝餓狼伝〟。日本の格闘小説の金字塔だとか。それは是非読まねばと鼻息荒く手に取ってみる。簡単に言えば空手家の丹波文七が、6年前に道場破りを仕掛けてコテンパンに負けた東洋プロレスの梶原年雄にリベンジするために、徹底的に肉体を鍛え上げ、道場破りで腕試しをし、最後に二人が対決するという流れ。初版が1985年のためか登場人物の名前を含め全体的に古めかしいというか、時代小説の香りすら漂う感じもするが、格闘シーンは全く色褪せない。ついでに官能的なシーンも。
2022/08/19
對馬 正晃
格闘技マンガは大好きなんですが、小説はどうかな・・・と敬遠していました。いやいや、これは面白いです!格闘シーンがちゃんと見えてくるのは、やはり夢枕先生の筆力によるところなのでしょうね。板垣恵介版のマンガを読んでいたことも影響してるかもしれません☆
2024/01/31
ぽかちゅう48
相変わらずガツン!とした世界観。公衆電話が懐かしい♪想像力を全開にして堪能♪背景もレトロで公衆電話が当然だったりC・Wフェイスロックが『見た事もない技』だったりと時代を感じます(^^)…『公衆電話あるある』で言えば、好きな人のお父さんが電話に出られた時は…緊張したなぁ(笑)
2017/09/03
たいら
胃潰瘍はつらいからね……
2019/09/28
生活相談屋
いやぁ、久々の血沸き肉踊る小説に当たったなあ。こういうの読んでると、かつて自分が強い男に憧れる、どこにでもいる普通の男の子だったことを思い出すわあ。
2019/04/05
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