11枚のとらんぷ (双葉文庫 あ 6-2)
11枚のとらんぷ (双葉文庫 あ 6-2) / 感想・レビュー
hirayama46
マジックショーの様子を描いたⅠ部、たくさんのマジックのタネが明かされる作中作であるⅡ部、解決編となるⅢ部の3部構成からなる物語で、いかにもトリッキーな構造を楽しく読ませて、実際にトリッキーな解決を示す鮮やかさがありました。
2023/09/20
Junko Matsuda
作中劇のような感じで、登場人物の一人が書いた小説を丸ごと読ませる構成は面白いし、色々伏線なども散りばめてあり(まったく気付かなかったけど)、なかなか濃い内容ではあるのですが、いまいち頭に入ってこない部分もあり…。マジックが主役でもあるストーリーなので、視覚的に読みたいかなって事で、映像化すると分かりやすいし面白さも倍増しそうな感じを受けました…。
2017/08/17
shiaruvy
★コメントあとから [S63.11.25 初版] 妻夫師にのめり込むきっかけになった,師の一番始めの長編。 お宝の書!
Keitosteps
このミス 国内編38位 作中作で謎を紐解いていくという斬新なアイデアと「マジシャン」サークルならではの高度なトリックはとても面白かった。
2017/11/25
fritzng4
小説内小説が中途に挿入される構成はおもしろいが、さすがにいま読むと古臭さが先にたつ。古典にはならないのではないでしょうか。
2013/01/18
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