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みちのく王朝謀殺事件 (双葉文庫 な 6-3)

みちのく王朝謀殺事件 (双葉文庫 な 6-3)

みちのく王朝謀殺事件 (双葉文庫 な 6-3)

作家
中津文彦
出版社
双葉社
発売日
1992-03-01
ISBN
9784575503586
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みちのく王朝謀殺事件 (双葉文庫 な 6-3) / 感想・レビュー

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平安後期に勃発した後三年の役で対立した異父兄弟清原(藤原)清衡と清原家衡の争いの最中に謀殺された清衡の妻子の謎を巡る時を越えた歴史ミステリー。物語は、後三年の役に到る前九年の役から、安倍氏、清原氏、源氏の確執と思惑から始まり、通説の清衡妻子謀殺事件とは違う歴史の解釈へと導く。そして舞台は現代京都に移り、清衡の母の侍女が書き残した「しの憂記」の発見と、正に清原氏の様な骨肉の争いの果てに起こった殺人事件が、歴史と現代が交差する物語に展開していく。歴史ミステリー好きにはお薦めの一冊です。

2018/12/08

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