恐怖配達人 (双葉文庫 こ 5-3)
恐怖配達人 (双葉文庫 こ 5-3) / 感想・レビュー
ジンベエ親分
タイトルからホラー小説かと思って飛びついたのだけど、スーパーナチュラルな要素はなかった。が、期待はずれだったかと言えばとんでもない!怖かった! "愚かな"人たちが、その愚かさ故にサイコな人に囚われてしまって深~い罠に墜ちる、という短編集。愚かと言うには少し気の毒に思うような人から、こいつクズだな、と思う人まで様々だが、どれもその愚かさに対して大きすぎる代償を支払う羽目に。「老後の楽しみ」が一番怖かったが、何が怖いって登場人物より読んでるこちらが何がとは言えない"ヤバさ"に気づきながら読む恐怖感たら…
2018/03/07
カッパ
短編集である。日々の生活って完璧ではない。だからこそちょっとした不満というものは皆が持っているんだと思う。私もある。そんなちょっとした不満。もしくは不満だけではなく遊び心や欲望がままざることがある。そんなものが自分の生活全てを壊してしまうことだってあるのである。そんなゾゾゾとするような感覚を味わえる作品である。さすがに殺人はそんなにも頻回におこってもらっては困るんですけどね。
2018/10/22
あかり
恐怖配達人はあの表紙がいいのに。読書メーターにはあのぞくぞくする表紙の恐怖配達人はないんだね。 何頭身だかわからないような絵見ると怖くなっちゃう。 とりま面白かった、
2015/12/18
はせがわ
なるほど!ブラックジョークみたいな短編集。ゾクゾクと、おもしろかった。
2015/12/04
Ryoko
30年ほど前のミステリー短編集。精神的に怖い人が登場したり、人助けの行為が仇となったり。ちょっとした火遊びでせっかく手に入れた幸運をすべて失うことになってしまう「梁のある部屋」が印象に残った。
2022/10/08
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