身代り殺人事件 (双葉文庫 に 1-6)
身代り殺人事件 (双葉文庫 に 1-6) / 感想・レビュー
一式隼
幸子は死ぬために「踊り子号」に乗った。彼女は人生に疲れ切ってしまった。唯一楽しい思い出のある下田の海を見て死にたい。ところが、終点に近づいたところで電車の転覆事故。隣に坐っていた男の両親が看病をしてくれた。どうやら息子の婚約者と勘違いをしているらしい―ウールリッチの「死者との結婚」を彷彿とさせる、哀切でミステリアスな表題作。 銀座の交番で訊ねてきた若い女性が、突然苦しみだして死んだ。青酸カプセルを飲まされていた。彼女は失踪した姉の捜索を探偵社に依頼、報告書を受けとるため、会津若松から上京したのだった。→
2020/12/10
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
1997年 4月10日 初版 徳間文庫の『会津若松からの死の便り』を改題したものと思われる。
2018/09/11
yukari@627
短編が5本。内、十津川警部が出てるのは3本。
2012/07/09
キャサ
短編集
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