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あやかし 下 (双葉文庫 た 20-3)

あやかし 下 (双葉文庫 た 20-3)

あやかし 下 (双葉文庫 た 20-3)

作家
高橋克彦
出版社
双葉社
発売日
2003-01-01
ISBN
9784575508673
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あやかし 下 (双葉文庫 た 20-3) / 感想・レビュー

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kumo

★★★★☆

2015/02/14

icchiy

とりあえず読了って感じです。途中からなんだか物語りに集中できずでした。 う~ん、なんだか沢山のものを詰めすぎて、なにを言いたいのやら良く分からなかったです。 キングを超えた? 田舎ホラー? これも???ですね。 残念。

2016/07/26

船与戸一

上下巻含めると結構な量だと思うが 一気に読めた。寧ろこれほどスケールのデカい物語をよくぞこの分量に収めたものだ。序盤はもう少し小野不由美の「屍鬼」並にじっくり展開しても とも思うが、中盤からの怒涛の展開を考えると丁度よい長さかな?と。この作品は2000年に刊行されたが、人為的に起こされた災害の描写は11年後の大災害を想起させる生々しさで、その事に作者自身がショックを受けたのでは?と心配になった。この手の話を嫌う人もいるだろうが、作者自身がある作品の中で例えた「戦国自衛隊」的な考えが自分は好きで、強く影響→

2021/08/30

No.7

出だしはゆっくり、人間離れした血液の謎を解くために岩手のS町に向かう…。でも序盤を過ぎたらもう大変。ありとあらゆる眉唾伝承、都市伝説、UMAにUFO、怪物、SF。下巻に入ってからは星新一のショートショートの様な、大長編ドラえもんの様な…まぁすごい超展開…。惜しむらくは長期連載だったためか、筋や伏線や整合性はブレてると感じました。でも流石の高橋克彦。読みやすさと読後感は良き!です。

2021/04/18

レイ

天国と地獄、天使と悪魔、神、鬼、ドラキュラ伝説、不老不死。それらと岩手の民話を、著者の想像力を触媒として結び付けられ、生まれたホラー。よくぞここまで話を膨らませたと感心。ある人物がある存在に少しずつ侵食されていく描写の邪悪さがいい。人ならぬものへの底知れぬ嫌悪感と恐怖をしっかりと感じる。月と地球を繋ぐシステム、月世界の様子なども著者のアイデア満載。ただ、探偵役・青垣の推理が当たり過ぎるのがご都合主義的。テンポよく読ませるためには致し方なしか。多少中だるみもしたが、読んで損はなかった。

2012/04/18

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