KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

隣人 (双葉文庫 な 24-2)

隣人 (双葉文庫 な 24-2)

隣人 (双葉文庫 な 24-2)

作家
永井するみ
出版社
双葉社
発売日
2004-07-01
ISBN
9784575509540
amazonで購入する

隣人 (双葉文庫 な 24-2) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

なつ

じんわりと怖さが漂う。なんかもう、なんかもう。でもああいう行動を取る「心理」がわからなくもない。(行動には起こさないけれど)男が情けないのか、女が強かすぎるのか。どの話も恋愛から発展する殺意ですが、恋愛に限らず小さい殺意ならあちらこちらに転がってる気がする。それを上手に「料理」してるなと思った。

2015/02/24

たこやき

男女関係(主に不倫)を題材とした短編集。それぞれの心情であるとかは丁寧に描かれているものの、同じようなテーマが多く、ややひっくり返しなどは弱い感じがする。その中では、ややマザコン気味な息子が、自殺した母の相手を捜す『至福のとき』が好き。不倫していた、とは言え、母を思う気持ちと、思わぬ結末。主人公自身のこともさることながら、母の絶望は凄まじいものだっただろう……と感じる。

2010/09/29

あつ子🐈‍⬛

再読。6篇からなるミステリ短編集です。表題作がとても良かった。主人公の女が私みたいで(笑)「それにしてもどうして、男というのはこうも女を愛することが下手なのだろう」…ほんとうに。

katsu

あまり読まれていないようだが、なかなか面白い。それほど驚きはないものの、それぞれ意外な結末が用意されている。

2013/08/30

M★chan

最後の最後まで結末が読めなかった。モヤっとした終わり方もあれば、すっきりもあり。初作家さんだけどとても読みやすかったです。

2021/02/25

感想・レビューをもっと見る