奇妙な果実殺人事件 (双葉文庫 ふ 6-3)
奇妙な果実殺人事件 (双葉文庫 ふ 6-3) / 感想・レビュー
緋色
密室に奇妙な道具立て、愛憎も遺産も過去の因縁も絡むお屋敷で起こる連続殺人事件。ワトソン役は若いカップル、探偵役はミステリアスな高等遊民。この作家さんの最初で最後の本格ミステリということで、本格のすべての要素をモリモリに盛り込んだ感じなんですが、新人作家さんのような一生懸命さやサービス精神を感じさせないのは、さすがプロってことなのかな。でもなんとなく、何かが足りない感じがありまして…。なんだろうな。
2017/06/08
カガミ
タイトルと表紙に惹かれてウッカリ購入。 ダマサレター! とはならないけど、期待したトンデモ感はあんまりなかったな……。 解説を読んだら、元々フランスミステリの翻訳家で、そのあと恋愛小説を書いていた人で、これが初めての本格ミステリらしい。「ああ、道理で……」と言ってしまう文章なんだけど、「道理で……」のその先はうまく説明できない。 登場人物が多く、視点がコロコロ変わるため、結局最後までキャラクターを覚えられなかった。もし、この人が次のミステリ出しても読まないな……。
2014/05/13
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