悪人海岸探偵局 (双葉文庫 お 2-11)
悪人海岸探偵局 (双葉文庫 お 2-11) / 感想・レビュー
流花
硬派と軟派 両方を絶妙なバランスで探偵稼業を営む木須シロー(kissしろ!)名前が駄洒落で大沢さんには珍しくおちゃらけ路線⁉︎っと思って読み始めたけれど、流石大沢さん!松田優作の探偵物語を思い出しながら楽しんで読みました。
2014/04/04
どんまいシリル
図書館で借りた。なんだか、日本じゃないみたいな、「シティ」で、主人公のセリフもクサいし、自信過剰。なのに、幽霊ダメって弱点がなんとも可愛い。アメリカ人の書いた強引な作品を読んでいる感覚におちいる。軽快で楽しく読めて良かった。
2014/08/18
水素
最後の話はもうちょっと長く書いて欲しかったな~。短編でも充分楽しめたけれど、なんかもっと掘り下げてほしい~!というかなんというか、名残おしかったです。
2014/02/27
ふっちゃん、男性60歳代(乱読書歴50年)→70歳になった。
この頃読んだ大沢さんの本は、従来のハードボイルドでは無く、軽いハードボイルド調で、主人公も若い人が多い。内容も少しコミック調で読み易い。だけどキチンと読ませる場面はちゃんと用意してある。この作品は、アルバイト探偵の高校生より年上だが、中年迄行かない年齢と思われる。バッドビーチ(悪人海岸)があるシティがメインの場所で、会話がもの凄く面白く、楽しませてくれる。自称、万年初版本作家の最初の重版作品で、世間に名前が広がった出世作と言える。是非、シリーズ化して欲しい。待ってます!!
2019/07/13
yama
今までの大沢さんの作品から大きく離れた語り口からびっくりしましたが、キャラクターがウィットにとんだ魅力的な探偵ですぐに引き込まれて、サクサク読みました。 こんな強くて正義感のある、女性に優しい人が本当にいたらな~と 思う位(笑)キッスのシローに惚れました!
2015/11/25
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