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家族の言い訳 (双葉文庫) (双葉文庫 も 12-1)

家族の言い訳 (双葉文庫) (双葉文庫 も 12-1)

家族の言い訳 (双葉文庫) (双葉文庫 も 12-1)

作家
森浩美
出版社
双葉社
発売日
2008-12-10
ISBN
9784575512465
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家族の言い訳 (双葉文庫) (双葉文庫 も 12-1) / 感想・レビュー

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ミカママ

初読み作家さん。あぁ、やっぱり、(予想通り)こういう作風なのね…と読了。私も、惚れたオトコはんにとって、常に「絶対的味方」でありたい、と思いますっ!正直、もう少し毒が欲しいかな〜ヽ(´o`;

2016/05/16

しんごろ

人それぞれが家族、家庭のことで悩みがあるかもしれない。家族だからこそぶつかったり、当たったり、いろいろある。家族だからこそ言い訳もできるし、できないこともあるのだろう。問題が起きたら、それぞれの家族が、それぞれの解答を導いて欲しいな。全体的にじんわりとしみいる作品が多くどれも良かったが、『カレーの匂い』が異色でしてやられた感じ。心に響くもフレーズもあり、家族を支え、守るために、気づきをくれる作品でした。

2020/05/31

おしゃべりメガネ

心が温まり、そして洗われる素晴らしい作品でした。短編集なので、ボリュームもそこそこで読みやすく、よくもまぁこれだけの限られた文章(行数)の中で、これだけの感動を与えてくれる内容を書いてくれたなぁとしみじみ感じております。同じような作品集が何冊か刊行されており、そちらもある程度読了していますが、いい意味でワンパターンな作風ではありますが、ソコがまた期待してしまっているので裏切られた感は皆無なんです。仕事に、家族に、人間関係にその他もろもろ色々とお悩みの方に、とても素晴らしい処方箋となってくれると思います。

2010/08/28

kanegon69@凍結中

8つの短編どの話も家族について、なんらかの問題を抱えたストーリー。一つ一つの話の切り出しが見事だなと思いましたね。絶妙な長さで、まるで終盤から物語が始まりエンディングの手前ですっと余韻を残しながら終わるかのようです。こうして8つも他人の家庭事情を覗き込んで見ると、家族って本当に繊細で壊れやすく、難しいもんだなぁと感慨深くなりました。家族とはいえ他人同士。なかなか考えを推し量るのは難しく、全然違う事を考えていたり、知らない事情があったり。でも難しいからこそ家族っていいもんだし、価値があるはずだと思います。

2019/12/19

優愛

「ホタルの熱」「星空への寄り道」が特に印象深い。"言い訳を一番必要とするのは家族です"納得できない問題は理由をつけて投げ捨てて。まるで一人で生きているような、生きていけるとでもいうような強がり。それが錆び付いてきた時に零れ出る言い訳はきっと許されるべきもの。私達はそんなに強くもなければ弱くもないんだ。その証拠に皆最後には向き合う姿を見せてくれた。どんなに一緒にいても寂しさを感じる瞬間はある。それでも在り来たりな幸せを求める私達は間違ってなんかいないよね。家族と向き合い、自分を見直す機会を与えてくれる一冊。

2015/02/05

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