百年恋人 (双葉文庫) (双葉文庫 し 30-2)
百年恋人 (双葉文庫) (双葉文庫 し 30-2) / 感想・レビュー
まさきち
いがみ合う旧家の二人が惹かれていく恋物語。特にひねりもなく先が読めてしまう展開。むしろ楽しんだのは新堂さんらしい清い人はとことん清く、下劣な人はとことん下劣でその二極の人々が対峙してイライラしてくるという展開の方でした。それにしても愛子はその後どうやって生きていってのだろうということが気になります。
2015/12/17
優愛
対立する若林家と花柳家。秘密の逢瀬を重ね、許されない禁断の恋に落ちた二人は現代版のロミオとジュリエット。「その姫は薔薇がため息を吐く程に美しい」どこまでも綺麗になぞられたセリフが素敵。ただ幸せになりたかっただけなのに悲恋はどこまでも悲恋。死ぬなんて間違っている、それが大半だろうけど私は愛のための死は嫌いにはなれない。他者愛や自己愛でもない、名のない愛だってそこにはあったはずだから。だから透が死んでしまう最後は愛子が後を追い、二人の身体が重なる最後だったとしても十分に美しく思えたと思う。因縁は晴れないまま。
2014/12/14
mazda
現代版「禁じられた恋」といった感じでしょうか。面白かったです。
2016/01/03
ミントント♪
昔からよくある許されぬ間の恋、禁忌の愛というか、他の方の感想にあるようないわゆる「ロミジュリ」的な物語というところでしょうか。百年恋人のタイトル買いしたのですが、もう少し違うお話を想像していたのでちょっぴり肩すかし。最後はやはりそんな結末かという終わり方であった。
2012/03/24
鬼神ザビエル
ヒロインが可愛くなかった。私には合わなかった。
2015/10/21
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