紅の匣子槍Ⅰ頭弾(上) (双葉文庫)
紅の匣子槍Ⅰ頭弾(上) (双葉文庫) / 感想・レビュー
アイゼナハ@灯れ松明の火
久々に読む樋口明雄作品。過去作品の再版なのですね。舞台は張作霖が爆殺され、満州事変を目前に控えた中国東北部。主人公は、関東軍に故郷を焼かれ、縁あって馬賊(保衛団)に拾われた少女柴火(ツァイホワ)。『中原の虹』を読んだ後なので、漢字にふられる中国語ルビが馴染み深い(笑)。上巻は柴火が、ガンスリンガーとしての才能を開花させ、遊撃隊の一員に迎えられるまで。敵が日本軍というのがツライけど、事実だもんなぁ。さて、いよいよ抗日の戦いへと物語は進んでいくのか?続きは次巻で。
2010/10/30
喪女野 香織
舞台が中国(馬賊)+モーゼル買い。流石の女子力である。もっとこういうの無いんだろうか。この時代(戦史)の描写が好きな人にはたまらない。期待通りのツボを衝かれ、瞬く間に一気読みしてしまった。主人公の能力も無理がなく、容赦なく鍛えられている辺りや硬派で萌えの(少)ない所も好感が持てる。中国語の罵声も覚えられるぞ!
2011/04/06
ぎすけ
戦争の色を濃くしていく満州で、日本人から中国人になることを選んだ、伊達順之助と、親を殺され仲間も殺された少女、柴火。柴火は仲間を殺した馬族、劉星山に引き取られ、仲間の仇をとるために、銃の腕を磨く。伊達は、石原莞爾と同じく満州に理想を抱いていたが、他の関東軍の人間との違いを感じていた。この二人を中心に話が進むが、続きは下巻で。
2013/09/23
外道皇帝
「竜虎」が出版されたので15年ぶりくらいに再読。感想はまとめて下巻に。
2012/04/23
Hirosi Inoue
読み始めて、満州の話で、下巻へ続くので、読み終わってから・・・・
2013/08/20
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