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紅の匣子槍Ⅰ頭弾(下) (双葉文庫)

紅の匣子槍Ⅰ頭弾(下) (双葉文庫)

紅の匣子槍Ⅰ頭弾(下) (双葉文庫)

作家
樋口明雄
出版社
双葉社
発売日
2010-10-13
ISBN
9784575513844
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紅の匣子槍Ⅰ頭弾(下) (双葉文庫) / 感想・レビュー

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アイゼナハ@灯れ松明の火

うむ、冒険活劇風の下巻は非常に読みやすく面白い。さすが冒険小説家の面目躍如といったとこでしょうか。満洲の地に「五族協和」の夢を見ながらも、現実には強敵と戦うことに浪漫を感じてしまう仇役の伊達順之助もいい感じ。『政治家や軍人のように高みから見下ろす視線で、なにが見える?』一方で劉星山の生き様には心動かされるものがあります。エンターテイメント小説ではありますが、日本がこれほど傲慢なことをしてきたことについては胸に刻んでおきたい。だから没法子(メイファーズ)って事ではないんだけれども事実として。

2010/10/30

外道皇帝

馬賊として生きる柴火と、日本を捨てたはずなのに日本軍として抗日戦線と戦う伊達順之助を軸に、張作霖爆殺事件後の満州を描く銃アクション小説。アクション主体なので物語がさくさくと進みます。読み返してみてもやっぱりこれは傑作。劉星山がこんなに渋くていい当家だったとは、記憶からすっかり抜け落ちていた。

2012/04/23

ぎすけ

柴火は劉星山馬族隊で戦果を挙げていくが、抗日義勇軍の戦いに巻き込まれる。伊達順之助は彼らを一掃するために動き出す。余り、この時代の小説は戦記物のイメージが強く、読まなかったが、冒険活劇、と言ってもいいような話になっていて、読みやすかった。伊達順之助は実在の人物だが、魅力的に書かれている。

2013/09/23

喪女野 香織

劉当家。上巻序盤で柴火が惚れたのが良く分からなかったが、ここで過去が掘り下げられ、人物像に納得。虎との対峙がこれほど効果的な作品も他にないだろう。

2011/04/14

ラブミーテンダー

これが処女作だったんだ・・・読んでる人少ないからどうかなと思ったけど、面白いじゃないですか。中国語部分はわかりにくいが、そんなことはすっ飛ばしていい。

2016/03/04

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