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記憶ニライカナイより (双葉文庫)

記憶ニライカナイより (双葉文庫)

記憶ニライカナイより (双葉文庫)

作家
永嶋恵美
出版社
双葉社
発売日
2011-01-12
ISBN
9784575514100
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記憶ニライカナイより (双葉文庫) / 感想・レビュー

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まこと

登録のため再読。これまた名前と家族が密かなテーマでしょうか。大好きな作品は何度読んでも面白い。流されやすく優柔不断な主人公にイラッと来る方には向かないかも知れませんが、私はドップリはまって一緒にハラハラ・ドキドキしながら沖縄まで擬似逃避行。奈槻との思い出を振り返るシーンではずーっと泣きっぱなしでした。ラストでは他の作品同様主人公が前向きに生きていこうとするのがイイですね。

2012/09/14

真依

永嶋作品に共通するテーマでしょうか?人付き合いが煩わしい。過去に起こった事件によって、常に最悪の事態を考えビクビクしながら暮らしていた主人公 晴菜。彼女の不倫の恋人が殺され、容疑者として警察に追われるようになる。逃亡中の描写がリアルでハラハラ・ドキドキしながら読みすすめると意外な結末が…。epilogueを読んでて溢れ出る涙を抑えられませんでした。

2011/06/08

ハルト

同性の恋人を殺された主人公。犯人は誰なのか。動機は。追われるようようにして、彼女は恋人の殺された沖縄へと逃走する…。やるせなさ残る結末でした。犯人が誰か、理由はなにかということよりも、犯罪の被害者であることの世間の風当たりの強さつらさ、というものが心に残った。

2011/02/27

猫柳

うーん、なんか不思議な感覚…ミステリーとも成長ものとも言えないなんとも中途半端な感じ。最後に晴菜に救いがあってよかった。終わり方は好きでした。

2011/02/12

アイリーン子

過去のトラウマを差し引いても、流されやすく振り回されてばかりでまるで主体性が感じられない晴菜にはイライラさせられた。そうなってしまうのは仕方ないことだとトラウマの内容が明るみになるにつれて理解できはするんだけども、それにしてもなんかな…というモヤモヤは最後まで拭いきれず。奈槻となぜ惹かれ合ったのかもいまいちピンとこなかったし(単なる性癖で片付けてないよね?)。途中で犯人とその正体になんとなく見当がついてしまったけども、それでもサスペンスとしてはそれなりに面白かったのでどうにもいろいろ残念な作品でした。

2015/11/04

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