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判決の誤差 (双葉文庫)

判決の誤差 (双葉文庫)

判決の誤差 (双葉文庫)

作家
戸梶圭太
出版社
双葉社
発売日
2011-02-10
ISBN
9784575514155
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判決の誤差 (双葉文庫) / 感想・レビュー

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H!deking

ふはははw久しぶりのトカジさん。安定のクズ小説wやっぱりこの人は底辺の人間描くのが上手いです。足立区でおこった安い奴らの安い殺人事件に集められた安い裁判員6人。笑えるけど裁判員制度に対するアンチテーゼも込められてて面白かったですよー!(11)

2019/01/31

bluemint

現行の裁判員制度の矛盾と裁判員の質の問題、死刑判決に相当する犯罪内容のハードルの高さ、裁判官のモラルの維持問題、中高生を蝕むドラッグの入手しやすさ、など犯罪と裁判をめぐる諸問題を提示することで現代の影の部分を鋭く抉った問題作!!なぁ〰︎んて無理やり捻り出したが、とにかく下品を極めた内容だった。それにもかかわらず、すんなり読み切れたのは著者の定評ある筆力によるものか。

2023/12/13

柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中

人としてろくでもない人を全面に押し出して描く誤差シリーズ?誘拐に続き今回は裁判員制度での裁判について描いていますが、裁判そのものはどうでも良い感じ。ろくでもない人を客観的に観て楽しめる人ならお薦め。そうでないなら、読まない方が良いです。

2011/04/17

梨愛

帯に釣られて読んだけど、正直気分は良くない。とにかく自分の事ばっか考えてる人しか出てこないし、人を人とも思ってない人ばっかり。世の中がホントにこんな人ばっかりだったら生きてる意味ないよなって思うほど人の嫌なところばかり組み合わせて出来上がってる。でも、デフォルメしてるだけでそんな思考を持った人はたくさんいるんだろうなとも思う。世の中の大小織り交ぜた悪いことばかりを凝縮するとこんな世界になってしまうんだろつう。こんな世も末な世界が現実にならないよう、人にやさしくありたいと思う。

2024/07/24

ちょうすけ

作者の作風を知らずに読んだ。本の装丁と帯の文句に完全に騙された。裁判員制度の葛藤を描く法廷ミステリだと思っていたけど、裁判官を含む登場人物全員がクズばかりで、読んでいるだけで吐き気がした。おそらく、このクズっぷりの人物描写が作者の味なのだろうけど、自分には合わなかった・・・。文章は読みやすい、シュールでナンセンス好きにはたまらない作風なのかな?斜め読みで何とか読み切ったが、何ともシンドイ作品だった。

2024/05/13

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