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ぼくたちは大人になる (双葉文庫)

ぼくたちは大人になる (双葉文庫)

ぼくたちは大人になる (双葉文庫)

作家
佐川光晴
出版社
双葉社
発売日
2012-01-12
ISBN
9784575514803
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ぼくたちは大人になる (双葉文庫) / 感想・レビュー

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takaC

あまり読書ペースの上がらない話だった。高校生はもっと高校生らしくあって欲しい。

2012/03/24

かんちゃん

大人のようで大人でない。子供のようで子供でない。それは何かと尋ねたら…。アッ、高校三年生、高校三年生。真っ直ぐにしか進めないのは青春の証。ぴったり過ぎる洋服は窮屈すぎて却って動きづらいものだ。かと言って、だぶだぶの服もだらしない。ちょうどいい塩梅の遊びがあるのが良い。それに気がつくには、世間の波で少々痛い思いをすることだ。言って聞かされるだけではなかなか分からない。今は懐かしき青春時代。どうやって我が子に伝えていこうか。あら、悩ましや。

2015/02/13

はつばあば

「俺」と「ぼく」の間違いに気づいたのは購入した後。「俺たちの約束」のつもりで読んで離婚??優等生でスポーツもできて男前。陽介(おれのおばさんに登場)も高校生になったんだなと馬鹿な間違いをしでかした。友達を作るのは簡単なようで難しい。表面だけの友達、嫌な奴と思いながらもしっくりくる友達。学生時代の友達とは今だに気安く付き合えるのがいい。達大も三浦君もまだまだこれから友達が増えていくだろうが、女には気をつけろよ。今は子供が子供を産む時代。情に流されずしっかり見極めて。・・・おせっかいな婆だ(ーー;)。

2014/05/26

菜食主義@目覚めの刻!

なんか肌に合うのかスラスラ読めました。主人公は学業優秀、スポーツもできて、容姿も人並み以上というスーパー高校生。だけど、それなりに悩みも抱えながら生きてるもんです。ずっと後になって考えると、なんであんな事をって思うようなことや、思い出すだけで恥ずかしくって消えてしまいたくなるような事をやらかしてしまってるもんなんですよね。それこそが青春!

2014/02/08

ガミ

 中学時代の教師への反発や内部告発は子どもっぽさを感じるものがありましたが、終盤の一人の老人を救うための行動は、三浦との相談の内容している姿を見ると、達大の「大人」への成長が伺えます。そんな彼の成長を見ていくのが、この小説の読み処です。解説にあるような「大人読み(P282)」が出来れば、もっといろんな読み方ができるんでしょうね。しかしまた、斎藤の弟にしろ、達大の母にしろ世の中は「真の大人」でない人がたくさんいるものですね…。

2014/08/09

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