動物園で逢いましょう (双葉文庫)
動物園で逢いましょう (双葉文庫) / 感想・レビュー
扉のこちら側
初読。2014年1070冊め。鉱物シリーズ番外編。10年程ぶりにシリーズ本編を再読したのを機に読了。葉山とJDの友人にはほのぼのするが、さすがスパイ小説、みんな見事に腹の中真っ黒。
2014/11/15
Yuki
鉱物シリーズ番外編。長編2作を経て情報分析官・葉山の成長が見られる。とはいえ相変わらずエディや坂下、洪に振り回されてはいるが。上野動物園で会う元記者の情報から迫る本筋の話と、坂下と追う軍絡みの事件の顛末が交互に語られる。そちらももちろん面白かったが、巻末の「街角の向日葵」が洪は嫌な人だなぁと再確認する感じでなかなかによかった。
2019/09/24
ダージリン
久しぶりの鉱物シリーズ!、登場人物が懐かしく感じます(笑)。今回は葉山と坂下のコンビっぷりが楽しかったです。(葉山がタダ働きさせられてる気がしますが・・・笑)。今度は長編で、ぜひ♪
2012/08/18
カヲリ
やはり鉱物シリーズは文句なく面白い。情報戦もさることながら、キャラクターが生き生きしている。相変わらず嫌味で隙のないエディに振り回されつつも核心に近づけていった葉山。葉山と対照的なまでに軍人であることがアイデンティティであり歪みなく軍人である坂下。今回は書き下ろしの中での洪が、あぁこの人って怖いんだなぁと穏やかな描写でひやりとさせられた。五條さんの骨頂が余すことなく出てる作品だとおもう。
2012/05/18
ちい
既刊の文庫で出てる鉱物シリーズで未読だったもの。ようやく読んだー。もっと早く読めばよかったー。葉山の情報分析員としての有能さがすごく感じられる一冊でした。ああ、続き出ないのかなぁ。
2018/07/03
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