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さよなら、ジンジャー・エンジェル (双葉文庫)

さよなら、ジンジャー・エンジェル (双葉文庫)

さよなら、ジンジャー・エンジェル (双葉文庫)

作家
新城カズマ
出版社
双葉社
発売日
2013-07-11
ISBN
9784575515947
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さよなら、ジンジャー・エンジェル (双葉文庫) / 感想・レビュー

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コットン

本屋のバイトを始めた女子大生と、彼女を見守る亡くなった元警官の話。時間や空間に力点をおいていて難しくなりがちな所を簡潔に表現されていて、さくさく読めた。

2013/08/26

ううち

ふわっと不思議な雰囲気のお話でした。ツグミちゃんを守ろうとするのにシキイのルールに制限されてしまってもどかしかった。作中に出てくる絵本が気になる。

2014/07/16

miroku

独自なタッチで描かれた作品。雰囲気が好き。

2014/10/08

ふじさん

「カラフル」連載。書店で働く女子大生と彼女を守ろうとする警察官の幽霊。両者の視点から徐々に全体の輪郭が描き出されていく、『15×24』と同じ世界を舞台とする姉妹編。恋愛、ミステリ、ファンタジー、SF、幽霊譚、家族小説と様々な要素を盛り込みながら、そのどれにも定まらない不思議な作風はまさに新城カズマ。万人に応え得る作品ではないかも知れないが、本作を必要とし、本作でしか癒されない感傷を抱える読者も一定数存在する筈。終盤の加速感と詩情は筆舌に尽くし難く、壮大な広がりを思わせる人の営みという物語に心地好く浸れた。

2021/04/05

sibafu

死者の世界を創造し生者の世界との交流を描いたミステリアスなファンタジー。死者の世界<シキイ>のルールやアクションシーンでの行動を選択肢で表現するところなどから、ゲーム的小説という印象を受ける。<シキイ>のルールや物語の謎が気になって読み進めたくなるものの、あまり面白くはない。ルールの創作が好きな作家と言えば映画監督だがクリストファー・ノーランを思い出す。彼のオリジナルルールは好きだが、本書はルール自体があまりハッキリせずファンタジー寄りなもので好みではない。『物語工学論』、『サマー/タイム~』の著者。

2013/09/02

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