暗闇で踊れ (双葉文庫)
暗闇で踊れ (双葉文庫) / 感想・レビュー
machi☺︎︎゛
馳さんらしいノワール小説。犬系の泣ける話を書いている人と同じ人か?と疑いたくなるくらい正反対の作品。氷のザキと呼ばれている刑事の神崎。冷静沈着な彼がある詐欺事件の重要参考人である姉弟の姉に骨抜きにされてしまう。そこから神崎と姉弟との騙し騙され、追われ追いかけられが始まる。あり得ない無茶苦茶な展開もあったけど馳作品として面白かった。
2024/09/25
巨峰
なかなか先が読めない話でしたが、無理にあんな終わりにしなくてもよかったと思いました。美しい姉弟の詐欺師と刑事がひとり。
2020/12/19
takaya
詐欺をして暮らしている姉弟と、その二人を追う刑事の物語です。最後までどうなるかわからない、一気読みのサスペンスで、最後も呆気に取られます。大変ノワールな、甘さのない物語は馳氏ならではの世界ですが、終わり方に落ち込んでしまいました。
2021/01/26
たみ
窃盗・盗難を扱う警視庁第三課勤務の神崎(通称:氷のザキさん)が前半の主人公。暑くても汗をかかない体質ってうらやましいな~。でもリアルに「氷の〇〇さん」って呼ばれたら、かなり恥ずかしいよなあ。悪女に翻弄されるお話かと思いきや、あれこの人って美女以上に危険っぽい、不安定で怖い、なキャラクターが出てきたりして、最後までハラハラ。安易なハッピーエンドじゃないところが驚きで、魅力的な作品でした。馳星周さん、もうちょっと追いかけてみようと思います。
2015/05/20
うめだんご
馳ワールド全開!って感じで一気に650P読了。「そこまで裏切ちゃう~?!」って最後の最後まで真っ黒ドロドロ!!昨今の馳さんの小説に面白さが感じられなかったので、この本はかなりハマりましたね。馳さんぽい。
2017/03/10
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