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九月の恋と出会うまで (双葉文庫)

九月の恋と出会うまで (双葉文庫)

九月の恋と出会うまで (双葉文庫)

作家
松尾由美
出版社
双葉社
発売日
2016-02-10
ISBN
9784575518702
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九月の恋と出会うまで (双葉文庫) / 感想・レビュー

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寂しがり屋の狼さん

趣味の写真が原因でトラブルになり引越しを余儀なくされた北村志織。新たな住まいとなったのはオーナーが認めた芸術家だけが住むことを許されるマンション。志織はある日、壁に空いた穴から男の声を聞く。声の主は隣人であり、1年後の未来から話しかけていると言う。志織が声の示すまま行動した結果、ひとつの未来が変わる…それは好きな人を守りたいと言う想いが起こした奇跡⏳️とても静かな恋愛小説だと感じた。

2019/04/22

菅原孝標女@ナイスありがとうございます

映画を観てからこれを読みました。タイトルだけでは(言い方が悪いですが)ただの恋愛小説だと思って読まなかったかもしれない。でも、ミステリ要素が強く、まさに"時空を超えた奇跡のラブストーリー"で、とても読み応えがありました。

2021/04/02

takaC

単行本と新潮文庫で既読。松尾小説の中ではどちらかというと反お気に入りなのに、レーベル変えて出版なんてされてしまうと気になって読んでみたくなっちゃうじゃん。登録数は他2冊の3倍とこれが一番多いしね。結果として、どれも内容は同じだということが確認できました。(笑)

2018/09/05

青蓮

初読作家さん。借り本です。 あらすじを読んだとき最初「これはSFか?」と思いましたが、現在モノなのにミステリーちっくでファンタジーが入った恋愛小説でした。全体的にベタベタな内容はなく、終わりは明るい未来を想像させるような纏まり方で、読後感は良かったです。 「マグカップ一杯分の奇跡」何か素敵。

2017/09/28

ジンベエ親分

松尾由美は好きだが何となく後回しにしていた本。恋愛小説っぽかったので(^_^; 読み終えた今の感想は、満を持して真打ち登場!(笑) 部屋のエアコン用の壁の穴から「1年後の世界にいる」という男からあることを頼まれる志織という女性の話なのだが…。いわばタイムパラドックスを扱ったSF、と言って良いと思う。そしてその扱い方も独創的で面白い。伏線の張り方と回収の仕方も文句なし。恋愛小説としては薄味だけど、くどくなくちょうど良い塩梅。中盤から先は「おお~っ、それでどうなる?」と居住まいを正して読んだ。傑作。

2018/04/23

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