十津川警部 湯けむりの殺意 (双葉文庫)
十津川警部 湯けむりの殺意 (双葉文庫) / 感想・レビュー
HANA
道後や城崎、下呂といった温泉地を舞台とした短編集。冒頭の「道後温泉で死んだ女」をはじめ十津川警部の部下が関連する事件が多いのだが、十津川警部シリーズを読むのはこれが初めてなので順番を間違えたような気もする。あと内容的には「道後温泉で死んだ女」のメイントリックもそうだけど、「恐怖の清流 昇仙峡」の犯人の職業を割り出す部分等論理ではなく偶然に重きを置きすぎている気がするし、「下呂温泉で死んだ女」の衆人環視化での殺人は必要が無いのに危ない橋を渡りすぎてるし。全体的にトリックというか構成が大味のようにも感じた。
2022/03/31
fumikaze
温泉地周辺で起こった殺人事件を十津川警部が解決するというミステリー短編集(5編)。温泉地の様子や沿線の様子も書かれているので温泉好きな人は楽しいかもしれない。
2024/10/14
fumikaze
温泉地を舞台にした短編集。読みやすい。最近は温泉に行っていないなぁ。(猫が4匹もいれば余裕もないが)
2018/08/09
Tomomasa
Kindle Unlimitedにて 私の読書趣味の根底にあるのがこの西村京太郎。40年近く前に田舎に遊びに来たいとこが置いて帰った数冊の小説。それが西村京太郎のトラベルミステリーでした。小学生の私は辞書片手に読めない漢字を調べながら読書してました。なんだか自分が旅に出たようなワクワク感で楽しかったのが印象的。今読むと淡々と立板に水の如く流れていく文章はあっさりし過ぎてる気もしますが、十津川警部と亀井刑事のコンビが懐かしい。
2019/12/24
リリパス
「鉄道&温泉」がテーマになっている5つのお話が入っている短編集です。どのお話も、意外な展開で、面白かったです。
2016/08/14
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