KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

方舟は冬の国へ (双葉文庫)

方舟は冬の国へ (双葉文庫)

方舟は冬の国へ (双葉文庫)

作家
西澤保彦
出版社
双葉社
発売日
2016-08-04
ISBN
9784575519136
amazonで購入する Kindle版を購入する

方舟は冬の国へ (双葉文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

たか

西澤保彦得意のSFミステリ。 失業中の男が法外な報酬を提示され、初対面の女性と女の子と三人で1か月間、家族を演じるという設定から始まり、やがてその疑似家族が本当に惹かれあっていく。 『書店員が選んだもう一度読みたい文庫』家族小説部門第1位に輝いたというだけあって、ハートフルな出来栄えに仕上がっている。C評価

2018/12/29

きっしぃ

失業中の男は、初対面の女性と少女とある別荘で1ヶ月間家族を演じて過ごすことに。報酬として提示されたのは年収の何倍にもなる法外な金額。そこで起こる不可解な出来事と、監視している謎の組織。思いがけずのSF展開。やっぱり難読名字多め。十(つなし)、言語同断(てくらだ)。いっつもえげつないラスト多めだけど、今回は予想外にも希望があるラスト。あんまり西澤さんぽくない本だったかな。

2018/08/22

のんちゃん

失業中の和人はある男から奇妙な仕事の依頼を受ける。内容は赤の他人の女性と少女と一か月、擬似家族になる事。報酬は今までの和人の年収をはるかに超える額。仕事場となる別荘に着いた彼らに色々と不可思議な事が起こって…というお話。先の予測が全くつかず一気読み。西澤作品は3冊目だが、作品中の会話等に人間とは?の問いかけをいつも感じる。本作はTUTAYAの書店員さんが選ぶ復刻プロジェクトの一冊。荒唐無稽の内容の中にも愛が溢れた素敵なお話だった。

2018/08/03

Walhalla

西澤保彦さんの作品は、どれほど奇想な設定であっても理屈をこねくり回して楽しむのが醍醐味なのですが、今回は他の作品と比べてだいぶ趣が異なりますね。仮説を立ててはロジカルに否定し、それを繰り返すことで正解を導いていく掛け合いは健在ですが、後半はちょっと急展開すぎて、じっくり味わうゆとりが持てなかったです。でも最後は、幸せを予感させるような雰囲気があって良かったですね。

2020/10/20

ペーパーピーポー

タイトルの美しさに惹かれて読了。 ミステリーあり、SFファンタジーあり、家族愛あり、謎の組織あり、そしてエロありのテンコ盛り小説。 なのに何か足りない。 つまらないわけじゃないんだけど、不思議なモヤモヤ感。

2017/11/16

感想・レビューをもっと見る