松本清張ジャンル別作品集(2) 捕物帖 (双葉文庫)
松本清張ジャンル別作品集(2) 捕物帖 (双葉文庫) / 感想・レビュー
タツ フカガワ
5話の短編を所収。なかで「七種粥」は、冬の閉め切った長屋で外傷もない男の死体が見つかり、押し入れから絞殺された女の死体が出てくる。男が女を殺害したものの、一酸化炭素中毒死で完全犯罪成立かと思っていたら、文七親分が謎を解いてしまう。この一編をはじめ、どれも悪事はいつか顕れる、という内容で、昔読んだ「地方紙を買う女」「坂道の家」「小さな旅館」などの短編をちらっと想起しましたけど、時代物のほうが数段物足りなさを感じました。
2022/04/18
やぶチャン
松本清張はやっぱり文章が上手いです★4.8
2016/12/26
らんちあ
2016/10/30
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