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自薦 THE どんでん返し2 (双葉文庫)

自薦 THE どんでん返し2 (双葉文庫)

自薦 THE どんでん返し2 (双葉文庫)

作家
乾くるみ
大崎梢
加納朋子
近藤史恵
坂木司
若竹七海
出版社
双葉社
発売日
2017-01-12
ISBN
9784575519624
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自薦 THE どんでん返し2 (双葉文庫) / 感想・レビュー

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mae.dat

シリーズ第2弾。6名によるアンソロジー。坂木さんだけがはじめましてでした。その坂木さんの『勝負』が変な形でツボりました( ໊๑˃̶͈⌔˂̶͈)。と、言うのも儂も高校生の時分はバス通学をしておりまして、ここに出てきた勝負に似た事をしていたのよ。時々乗り合わせる友人が。それに巻き込まれて(?)目的停留所では無い場所で降ろされたり、乗り過ごしたりしておりました事を懐かしく思いました。まさかの同じ発想の人が居たとは。しかしこれはどんでん返しなのじゃろうかね。

2024/05/06

夢追人009

どんでん返しは大仰な表現で否が応でも期待値が上がる代物で作家にとっても難攻不落な厄介な標的に違いないですから例え少し外したかなと感じても私は手厳しく批判したくないなと考えています。『同級生』乾くるみ:ビールを飲めない鶴田君って?『絵本の神さま』大崎梢:蟠りが解けたのが何より。『掌の中の小鳥』加納朋子:人間性は複雑だけど人生は嘘も方便ですね。『降霊会』近藤史恵:図太い奴が生き残る嫌な世の中。『勝負』坂木司:最後の大一番は笑顔の引き分けですね。『忘れじの信州味噌ピッツア事件』若竹七海:悪は滅び締めは美食三昧。

2018/11/21

ダイ@2019.11.2~一時休止

大崎さん・加納さん・坂木さん・若竹さんは既読で懐かしく(忘れてたのも・・・)読みました。未読では近藤さんのがよかったかな。

2017/02/01

みかん🍊

好きな作家さんばかりのどんでん返しアンソロジー、好きな作家さんだけに半分は既読だったけど、随分前に読んでたので殆ど忘れていて再び楽しめた、タイトルがどんでん返しだけに構えて読んでしまうので凄く驚く程ではないがちょっとブラック系だったり、ほのぼの温か系だったり、コージーミステリ―あり様々なジャンルが楽しめる。

2017/03/03

harupon

●乾くるみさん「同級生」は、ゾワゾワゾワ恐っ!●大崎梢さんの「絵本の神様」寂しいけれど、いい話でした。この話は作者の「平台がおまちかね」の中にもはいってるので読みたいと思います。●加納朋子「掌の中の小鳥」右か左かどちらを選ぶかで人生が変わる。ふと考えることがありますよ。●近藤史恵「降霊会」学園祭での出し物。ただの真似事だけじゃなかった。●坂木司さん「勝負」これは傑作でした。バスの降車ボタン押しの駆け引き。●若竹七海さん「…ピッツア事件」苗字の進化形が面白かった。

2021/03/25

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