ひっくり返ったおもちゃ箱 傑作短編集 (双葉文庫)
ひっくり返ったおもちゃ箱 傑作短編集 (双葉文庫) / 感想・レビュー
ナイスネイチャ
図書館本。著者の初期の作品らしく、最初の2編はえっ!?と思うぐらいエロミステリー。色々模索していたのかな?と感じる。
2018/08/13
モルク
五十嵐貴久さんの作家デビューの年に発表された短編5編を収録したもの。冒頭2編がえらくエロい。五十嵐さんってこんなにエロかったっけ、とおもう。バスの中で読んでいたので、周りの人に活字を悟られるのでは…とひやひや。3話目の麻雀の話は麻雀がわからない私には、理解が難しく、面白さも伝わらなかった。あと2編は青春もの。全体的に無難な作品か。あとがきにあたる作者自身による解説「楽屋噺」がおもしろかった。短時間でさっと読め息抜きにはちょうどいい。
2019/03/28
hit4papa
ミステリ5作品が収録された著者の初期短編集です。作品そのものより、著者のあとがき「楽屋噺」での解説が面白いですね。短編ならではのオチというを期待しても、これは!という作品はありませんが、中では予告カンニングの成功を、安楽椅子探偵的に解決する「ガールフレンズ」が良いでしょうか。「ぽきぽき」、「嗜虐」は露骨な性的描写に辟易するかもしれません。その他、麻雀が分からないと興味半減「麻雀探偵」、友人に起きた突然の不幸に心痛める高校生「オープン・セサミ」。何故か「ぽきぽき」は内容を忘れ難く…。
2021/01/21
坂城 弥生
最初の2作はかなり性的な要素が強かった。特に「ぽきぽき」のラストは男の人はゾッとするんじゃないかな。 「麻雀探偵」は事件は面白いけど、麻雀知識ゼロの私にはゲーム展開が理解不能でした…
2021/06/07
はれひめ
昔の短編とは言え正直よく出版できたなぁレベル。B級ポルノが続いて「ガールフレンズ」の男性が描く古めかしい女学生言葉に辟易した末のお粗末なトリックに脱力。途中離脱しました。
2018/11/07
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