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聖母 (双葉文庫)

聖母 (双葉文庫)

聖母 (双葉文庫)

作家
秋吉理香子
出版社
双葉社
発売日
2018-09-12
ISBN
9784575521481
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聖母 (双葉文庫) / 感想・レビュー

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ろくせい@やまもとかねよし

非常に面白いミステリー。連続した幼児殺人事件の真相が徐々に明かとされていく。 不妊治療の末に子宝に恵まれた女性、事件の捜査で中堅男性刑事と組む若手女性刑事、学校や地域で剣道に励み勉強にバイトに勤しむ高校生、3つの筋を独立して展開させていく。それぞれの線が徐々に近づいていき、終盤で驚愕と納得の点に結実する。本当によくできた物語。非常に楽しい読書時間を持てたと感謝。。。人間関係や事件の内容への感想を記したいところだが、未読の方への楽しみを台無しにさせないため遠慮しよう!本作品は、それぐらい私の心を掴んだ良作。

2019/07/16

おしゃべりメガネ

ハードカバーで読んで以来、四年半ぶりの再読でしたが、やはり本作の衝撃は衰えるコトはなかったです。'ラスト25ページ、世界は一変する'と帯に書かれているように、かなりガツンとやられます。まさかまさかとたたみかけてくるラストの衝撃度はハンパないです。最後にあらゆる伏線をイッキに回収していく勢いは読む側の息をもつかせない怒涛の展開です。色んなダークな作品を書かれている作者さんですが、本作はその中でも重量級のインパクトを与えてくれます。残念ながら登場人物や物語にふれるコトができないのが、何とももどかしいですね。

2020/01/28

のり

幼児が惨殺される痛ましい事件だが、サスペンスミステリーとしては非常に好みだった。読み進める中、真相にたどり着けたと思っていたが、勘違い甚だしかった。不妊治療の過程など親になるって本当に奇跡な出会いだし、子を守る無条件の愛に戦慄を感じながら心うたれた。母はどこまでも強くなれる存在だ。

2020/02/10

三代目けんこと

帯の「ラスト25ページ、世界は一変する。」で、手にした一冊。倒叙ミステリで、着地点は想像どおりだったが、ある点と点は結びつけることができなかった。悔しい…。

2020/08/24

mariya926

レビューが難しい本ですが、人気がある理由は分かります。段々、あれ??女性だったのかな?と思わせたり。ラストに向け、全力で騙していたのを一つ一つ開化してくれる感じです。

2024/09/02

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