ハーレーじじいの背中 (双葉文庫)
ハーレーじじいの背中 (双葉文庫) / 感想・レビュー
しんごろ
自由奔放の晴じい(母方の父)と孫娘の真理奈が晴じいと一緒にハーレー乗って旅?珍道中?逃避行?…、要するに旅するわけだ。破天荒というか、めちゃめちゃだったね。真理奈の不満やストレスが解決されるみたいだね。しかし、めちゃめちゃな家族だな。母の桃子、イカすぜ!(古いか)ただ、茂じい(父方の父)と房ばあが置き去りにされちゃったね。めちゃくちゃな家族構成で、めちゃくちゃな家族だったけど、ドタバタしながらも家族の素敵な絆をみせつけられた物語だったかな。真理奈、夢が叶うといいね。
2020/02/23
相田うえお
★★★★☆19019 『ハーレーじじいの背中』このタイトル、本屋で購入するときに少し恥ずかしい様な気がして入手を躊躇したんですけど、作品の雰囲気に好感が持てますし内容がとてもいい感じで結果的にOK〜。(読み始めは海の物とも山の物ともつかず、話がどこに向かってるのかの見極めが付かなかったんですが、読み進んで全体像が把握できれば、なんともいい話じゃありませんか。)風の吹くまま気の向くままのちょいワルおじいと孫娘、元レディースの母親、掴み所のない父親、うずらボケのお年寄り多数、その他大勢、もう楽しい人達ばかり!
2019/02/20
H!deking
坂井希久子さん初読み。サイン会のイベントで二回ほどお見掛けしてて、和装が似合う素敵な作家さんだとは思って気にはなっていたんですけど、やっと俺好みなタイトルを見つけましたwいやこれ面白かったです!65年のパンヘッドのエレグラなんて今買ったらどれくらいするかわからないけど良いとこついてるってそこじゃないかw高校生の孫娘とハーレー乗りの爺さんとの珍道中。楽しめました!まずは家を出ていろんな人と関わることだね。でなきゃ悪いことはおこらないかわりに良いこともおこらない。そんな気がします。サインもらえばよかったw
2019/01/14
タイ子
ハーレーダビッドソンを相棒に日本中を走っているじいちゃん、悩める孫、そして家族の物語。医者になりたい娘の夢を叶えようと両親が銭湯を壊してマンション住まいを始めた。女子高生の真理奈の目下の悩みは現在の周りの色んな状況と将来の自分。そんな時、母方のじいちゃんがハーレーで現れた、というよりご帰還。ひょんな事から真理奈とツーリングの旅へ。まず、ラブホで一泊が笑える。疎ましいと思っていたじいちゃんがだんだん身近な存在に。家族の温かさ、人と人とのふれあいの大切さがじんわり伝わる物語。何せ、じいちゃんカッコ良すぎ!
2019/02/06
はつばあば
う~ん、この表紙だけみていると私好みのじいさんじゃないし、亭主にしたいとも思わないのだが、こういう男に惚れる女性に憧れるかなぁ。そしてこの爺さんの孫であってもいいなぁと(#^^#)。悩み多き高校3年生の真理奈、風来坊のような祖父がひょこっと帰ってきた。自由奔放な爺のハーレーの背中にくっついてラブホ宿泊から男性ヌードまで・・まぁ孫っちゃ孫なんですがねぇそんな破天荒な祖父を持った真面目一方な孫、楽しいでしょうね。それにしてもこの家族、はちゃめちゃのようで暖かい。受験勉強に忙しい夏休みに有意 義な経験最高です。
2019/01/13
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