真贋 (双葉文庫)
真贋 (双葉文庫) / 感想・レビュー
KAZOO
本屋に平積みにされていたので手に取りました。シリーズ2作目なのですね。警察小説にしては、主に盗みを管轄するところなので殺人事件などは起きません。美術品を廻るさわぎといくつかの師弟関係をうまく書かれているなあと感じました。キュレーターが出てくるのでコミックの「ギャラリーフェイク」を思い出しました。1作目も読みたくなりました。
2019/07/18
雅
プロvsプロvsプロ。自分の仕事に絶対な信念を持っている人達のせめぎ合いが面白い。一気読み
2020/06/07
papako
盗犯3課の萩尾シリーズ。ある特徴的な手口の空き巣、ダケ松は逮捕したものの萩尾は納得しない。そこに故買屋、国宝の曜変天目の展示、偽物疑惑などが絡んでくる。ダケ松の弟子って唐突だったけど、2課の舎人と柏井の関係とか、萩尾と秋穂の関係を絡めて、『目利き』でつながったので、まぁ納得かな。しかし音川がお咎めなしなのですっきりしない。萩尾買う音川に言った『犯罪には必ず被害者がいる…私はどんな犯罪も許せないんです』響いているといいな。次もあるみたいだけど評判良くないし、文庫化されてさらにその先かな。
2022/03/21
yomineko
11月最初の読書は今野敏先生で決めました✨シリーズ第2弾!国宝の陶器・曜変天目の展示会が開催されるが、これは贋作だという目利きの八つ屋長治。だが美術館から搬送された時は確かに本物だった。いつすり替えられたのか?そろそろ年貢の納め時のダケ松、学芸員の資格を持つ異色の刑事の舎人。彼を嫌い、「あいつ」又は「舎人」と呼び捨てにする秋穂(笑)萩尾刑事、解決出来るか???美術館職員の音川も怪しい!ダケ松の弟子がやらかした事件もあり、一体誰が彼の弟子なのか?などなどとても面白かった😊
2024/11/02
NAO
あまりにも特徴的な空き巣被害から割り出されすぐ捕まった犯人。だが誰かを庇っているらしく、また、話の途中に唐突に裏で贋作売買を手掛ける男の名を口にしたことから、彼に近しい誰かが関わって何かが計画されているらしい。警察は、それを未然に防ぐことができるのか。犯人は、あまりにも意外な人物。でも、そんなのって、あり?
2023/06/19
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