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刑事の灯 (双葉文庫)

刑事の灯 (双葉文庫)

刑事の灯 (双葉文庫)

作家
麻見和史
沢村鐵
藤崎翔
吉川英梨
出版社
双葉社
発売日
2020-04-15
ISBN
9784575523393
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刑事の灯 (双葉文庫) / 感想・レビュー

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KAZOO

以前までは警官のアンソロジーでしたが、今回は刑事関連のアンソロジーで4人の作家さんの作品が収められています。麻見さんと澤村さんはおなじみですがあとのお二人は初めてでした。麻見さんのはシリーズ化しそうな気もします。澤村さんのは新人刑事を助ける警官の話。藤崎さんのは超能力のような女性刑事の話。吉川さんのは首相夫人の死に関して公安警察の話で笑ってしまいました。

2020/06/04

papako

気になっていたアンソロジー。麻見作品は、いかにもなコンビもの。猟奇殺人と思わせて、切ない事件でした。医者の師弟関係とか大変そう。半田の気持ちもわからないではないけど。沢村鐡さん実は初読みでした。不思議な怪談と刑事のコラボ。面白かった。シリーズ化されてないのかしら。今度、この方の不思議系の作品読んでみよう。藤崎翔さん、クスッと笑える。読心術で犯人はわかっても、証拠がないと捕まえられないもんな。彼は続くのかしら?吉川英梨作品、これは読んでないシリーズみたい。そして自分は公安ものが苦手と再認識。

2021/02/24

タイ子

4人の作家たちによる警察小説アンソロジー。どれも面白い。と、言っても沢村鐵さんは初読み。麻見さんの元看護師と刑事コンビはこれからも読んでみたい作品。そして、吉川さんは「13階」シリーズのスピンオフなので楽しめる。黒江律子は登場しないが古池が主人公で相棒となるのが「原麻希」シリーズのこの時は公安だった広田なので楽しさ倍増。誰が誰の元カレだの出てくると思わずニンマリ。首相の妻が不倫の果て殺害されるなどあり得ない展開、さすが吉川さん(笑)どれもサクサク読めて楽しめる作品。

2020/05/05

真理そら

警察小説のアンソロジー。藤崎翔『読心刑事・神尾瑠美』はやや反則技だが楽しめた。神尾刑事がいなくなったらあんたらどないすんねん、と心配になる。吉川英梨『ファーストレディの黒子』首相夫人が密会中に腹上死という衝撃的な事件だが夫人の死体の扱いがひどすぎて深刻さが全く感じられなくなっているのが面白い。

2020/05/09

さっこ

警察小説もだいぶ様変わりしたといった印象です。藤崎さんの作品はユーモア警察小説というか異色な感じでしたが、楽しく読みました。吉川さんは「13階」のスピンオフということで、やっぱり面白い。死体を前に冷酷でいられる「公安」さが良い味出ていました。

2020/05/14

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