虹の向こう (双葉文庫)
虹の向こう (双葉文庫) / 感想・レビュー
のんちゃん
初読みの作家さん。4編からなるミステリー短編集。普通の人々の謎の話。男性作家さんらしい無骨な感じの文体だ。本作所収の一編が日本推理作家協会賞の短編部門候補になったとの事。少しミスリードさせる面白い作品だが、素人ながら言わせていただくと、もう一味、何かが足りない気がした。それがあればもうひとつ抜きん出る事ができる作家さんだと思う。とても惜しい気がして、僭越ながら記させていただいた。
2021/04/14
at@n
読後感がどれもよい。引きこもりの青年のエピソードは警官が話を聞いてあげるだけではなくて、ちゃんと医療につないだほうがいい気がする。
2020/10/27
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