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1日10分のぜいたく NHK国際放送が選んだ日本の名作 (双葉文庫)

1日10分のぜいたく NHK国際放送が選んだ日本の名作 (双葉文庫)

1日10分のぜいたく NHK国際放送が選んだ日本の名作 (双葉文庫)

作家
あさのあつこ
いしいしんじ
小川糸
小池真理子
沢木耕太郎
重松清
髙田 郁
山内マリコ
出版社
双葉社
発売日
2020-10-14
ISBN
9784575524079
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1日10分のぜいたく NHK国際放送が選んだ日本の名作 (双葉文庫) / 感想・レビュー

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chimako

NHK国際放送は聴いたことがないが、これらの作品が17言語で朗読されたなんてとても素敵。全くわからない言葉で読まれる短いお話を聴いてみたい。遠くの知らない国で、日本に来た遠くの国の人たちと、全く言葉のわからない自分が同じ物語を共有出来るのを想像するとワクワクする。たくさんの作品からこれらの短編を選んだ方のセンス。シリーズのどのお話も良かった。翻訳者の個性で感じ方も違うのかな。重松さんは久しぶりに読んだがこういう話が読みたかった。沢木耕太郎さんは可愛らしくていじらしくて意外。続きを希望。

2022/02/02

☆よいこ

短編集。[みどり色の記憶:あさのあつこ]進路に悩む中学生木登り[果物屋のたつ子さん:いしいしんじ]画学生[神主の白木さん:いしいしんじ]八百万の神[バーバのかき氷:小川糸]富士山[テンと月:小池真理子]ペンション[ピアノのある場所:沢木耕太郎]友達の家[おまじない:重松清]震災[ムシヤシナイ:髙田郁]蕎麦屋[ああ幻の東京五輪(世田谷区)/団地への招待(板橋区)/日本インド化計画(江戸川区)/東京の誕生(東京都):山内マリコ]町を擬人化して語る▽ムシヤシナイ良かった。おまじない泣いた、さすがの重松清。

2021/02/05

のりすけ

短編なのでパパーっと読めちゃった。もっと丁寧に読むべきなのかも。果物屋のおばあちゃまの話と「ムシヤシナイ」が良かった。くいしんぼうか!山内さんのは攻めすぎてて、ちょっとどう受け取っていいのかわからんかった。

2022/07/27

ゆみきーにゃ

いしいしんじさん、沢木耕太郎さん、山内マリコさんが初読み。高田郁さんのムシヤシナイ、虫養い。初めて聞く言葉。おじいちゃんイケイケー!!このお話が一番好き。

2021/02/10

レモングラス

高田郁さんの「ムシヤシナイ」が、とりわけよかった。駅構内の駅蕎麦屋を任されている路男に会いに来た孫が、手っ取り早く食欲を満たす客相手に虚しくないのかと尋ねる。路男は「虫養い」という言葉を孫に教える。この言葉を私は初めて知りました。「虫養い、いう言葉が大阪にはあるんや」と話し始める。未読の方は是非読んでみてください。おすすめです。「お前の言う『ちゃんとした食堂』ばかりなら、世の中、窮屈で味気ないと思うで」が心に沁みる。世田谷区、板橋区、江戸川区、東京都になって語る山内マリコさんのも面白く興味深い内容でした。

2024/07/21

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