優しい街 (双葉文庫)
優しい街 (双葉文庫) / 感想・レビュー
Tomomi Yazaki
主人公の真面目で言い訳じみた説明に、何故か親近感がわいてしまう。そうこれは、故・内藤陳先生が天国で泣いて喜ぶ正真正銘のハードボイルドだでよ。ハードボイルド。それはちょっと間違えると滑稽に変わってしまう危険を孕んだ小説。然るに、ハードボイルドとは、読み手が如何にその物語にのめり込むことが出来るかで、その面白さが変わってくる。読む側も心して読まないと小説が台無しになってしまう。優しい街。この街は一体、誰にとっての優しい街だったのだろうか。最後まで、分からなかった。
2021/01/21
terukravitz
★☆☆☆☆
2020/11/12
chobitK
☆☆☆
2024/01/16
ねぎまぐろ
★★★
2021/08/11
瀬音村
“ハードボイルド探偵”と聞くとどうしても先に木内一裕先生の矢能が浮かんで、他作品と比べるのもどうかとは思うが敢えて素直な感想を述べるならば、本作の探偵市ノ瀬、弱い。ちょこちょこある暴力喧嘩シーン、ほとんど勝てない。勝てたのは不意打ちで殴りかかったとき(2回)だけ。喧嘩→負けて拘束→殺される直前で敵サイドのトラブル→助かる。このパターンが3回はあった。あと細かいことですが、本業の探偵が敵の車に触れる距離まで来ててナンバーわからないってどうなん?今時探偵の真似事する高校生でもナンバーぐらいみる。正直がっかり
2021/01/23
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