星星の火 (2) (双葉文庫)
星星の火 (2) (双葉文庫) / 感想・レビュー
きょん
中華系半グレ集団「赤い虎」の引き起こす様々な事件を追う警視庁の刑事たち。中国残留孤児三世として来日し、苛めや差別に対抗するため子供たちが始めた弱者生存の為の組織だったはずが、成長に伴い変容していくのが恐ろしくも悲しい。異質な存在を受け入れ、馴染ませていく事が必要だという城の主張は至極もっともだけど、社会自体が精神的にも物質的にも貧しくなってきた現在なかなか実行が難しいだろうとも思う。
2021/05/06
YH
在日中国人が日本で暮らすのはなかなかに困難かもなと考える。彼らが悪いのではなく、やっぱり、文化や考え方の違いが大きいのだろう。城のように、彼らの言語でコミュニケートできる人が、警察のみならず地域に必要なのかも。
2022/08/20
Riko
図書館本
2024/03/11
ねぎまぐろ
★★
2023/09/06
きのきの
人間の強さなんか、千差万別だからな。と言う一文が心に残った。
2021/08/10
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