犯人に告ぐ(3) (上)紅の影 (双葉文庫 し 29-07)
犯人に告ぐ(3) (上)紅の影 (双葉文庫 し 29-07) / 感想・レビュー
イアン
メディアを使った劇場型捜査が売りの『犯人に告ぐ』シリーズ第3弾。実行犯2人の逮捕で幕を閉じた誘拐事件。寸前で取り逃がした主犯格・淡野を追って、巻島はある奇策に打って出る。一方淡野は、そんな警察を出し抜く犯行計画を練り上げるが…。県警内の覇権争い、内通者〝ポリスマン〟の存在、蠢くIR利権。様々な要素を内包しながら、天才同士の頭脳戦の行方は混迷を極める。余談だが、『スマホを落としただけなのに』シリーズは2作目以降はスマホを落としていないのに、このシリーズは2作目以降も犯人に告げているのが凄い。評価は下巻にて。
2022/11/20
ケイ
数年前にシリーズの2を読んだ時、この終わりはなんなんだと思ったのだ。もうこれは続きものじゃないの。2では実体の薄かった淡野の人間くささが3では描かれていて、そうなると彼の万能感が一気に失せる。失せたことで心配になり、また気持ちを肩入れしてしまっている。淡野の正体が明らかになってもまだ分からない大物の名前。さて下巻へ
2023/08/24
H!deking
コマは揃った。感想は下巻で!
2024/06/25
Junichi Yamaguchi
『リップマン』… シリーズ3作目。 正体が明らかになる今作。 さぁ、どんな展開を迎えるのか⁈ 気を引き締めて下巻へ。。
2022/12/02
あんパン
前作の誘拐、金塊強奪事件で砂山 知樹、健春兄弟は警察に捕まりリーダー格の淡野(リップマン)だけ逃走出来た中、淡野の足取りが掴めない巻島らは捜査にあたっていた。1作目に続きネットテレビの公開捜査が始まりメディアを通して犯人検挙に懸命になっていた。ページをめくるたび登場人物が増え、伝説の詐欺師トップのワイズマンや警察組織内で活動しているポリスマン等の関連が事件に繋がっていく。果たしてワイズマンやポリスマンは誰なのか?淡野はどう?追いつめられるのか?巻島の「リップマンに告ぐ」との言葉にワクワク感がたまらない。
2023/12/13
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