処刑国会 (双葉文庫 さ 44-03)
処刑国会 (双葉文庫 さ 44-03) / 感想・レビュー
ぴ〜る
何か凄いものを読んだ気がする。ここまで踏み込んで大丈夫なのか?!と心配になるくらいに。そしてずっと私も感じている危機感をそのまま代弁してくれている。実際政治の話をしたり、デモに行った話をすると何故かいつも引かれたりする事が多く話す事を諦める自分がいる。何をしてもこの国は変わらないそう思ってしまう自分がいる。コッカイ君に拍手喝采を送りたくなる自分がいる。「地獄に堕ちろ!」この言葉は心から賛同してしまう。政府も警察も司法も信じられずこの闇にどうやって抗えばいいのか…。今こそ日本国民にこの本を読んでもらいたい。
2024/08/29
カツ丼
読了後、『諦め』が強く残った。前半の議員を裁判にかけるエンターテイメント性と後半の闘争からラストシーン。一貫して現代日本社会と日本人の国民性への風刺が効いている。ラストは明るい日本の兆しを期待していたが…
2024/11/30
ワンモアニードユー
まあ面白くはあったが、思想が熱すぎる描写が読むのを苦行に変える。なぜ声をあげないのか、は正論だが、それで思考停止している群衆というレッテルで思考停止していないかなとか余計なことを考えてしまう。途中まではまあよかったのだが、後段のジェットコースター的展開は、とっ散らかってしまった印象。終わり方もこれでいいのかなとモヤっと感。
2024/08/30
Zamtaro
日経新聞の書評で興味を惹かれ購読。日経がこの本を紹介すると言うことはこの国もまだ救いがあるのか?波風立てない事なかれ主義が横行するこの国の民の横面を往復ビンタする、疾走感あふれる純粋に良質なエンタテインメント。読後、5分くらい放心状態となるほどの熱量ある良品でした。
2024/09/24
ぴよぴよ
デモ、テロが起こる社会のイメージが出来ていない。
2024/09/01
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