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黒い白鳥 日本推理作家協会賞受賞作全集 (11)

黒い白鳥 日本推理作家協会賞受賞作全集 (11)

黒い白鳥 日本推理作家協会賞受賞作全集 (11)

作家
鮎川哲也
出版社
双葉社
発売日
1995-05-01
ISBN
9784575658101
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黒い白鳥 日本推理作家協会賞受賞作全集 (11) / 感想・レビュー

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ステビア

今作も鮎川氏らしいスリリングなアリバイ崩しを楽しめた!500ページ近い重厚な作品だが飽きさせない。今まで読んだ著者の作品では一番良かった。オススメ。

2015/08/14

shiaruvy

★5 [1995.05.15 初版] 物語としての面白さは『憎悪の化石』だと思うが,諄いほどの足遣った警察小説としてはこっち。 何故か自分は天才空想探偵の星影氏物よりも,実証第一主義の鬼貫警部物の方がお話にのめり込める。 鮎川さんは本当に植物好きなんだなぁ〜と呆れてしまった..(^_^;) ※トリックが犯人の人生模してたこと発見!+1点。

2013/06/30

みお

おもしろかった!時刻表トリックは苦手だけど、これは時刻表とにらめっこしなければならない事もなく。アリバイ崩しのハラハラ感、緻密な論理、登場人物の興味惹かれる描写、素晴らしい本格ミステリ。

2014/07/08

かわかみ

鉄道ミステリーの一種だが、犯人のトリックに警察の捜査は撹乱され、なかなか真相にたどり着けない。鬼貫警部にとって一つの突破口はローカル銘菓の包み紙であった。読み進めるにつれて犯人の動機が松本清張の「ゼロの焦点」と似ているなと思ったが、驚いたことに実際にこの2つの小説は同時期に同じミステリー専門誌に連載されていたことが、著者自身のあとがきで明らかにされている。本格派の鮎川と社会派の清張とが、こんな形で鍔迫り合いをしていたとは思わなかった。

2022/11/02

しんこい

再読。鉄道を使ったアリバイ作り自体は案外あっさりした感じもありましたが、それに絡まる事故や登場人物、ストライキといった周囲の出来事も周到に配置されて最後までどうなるのだろうと読み進みました。

2013/07/28

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