日本推理作家協会賞受賞作全集 (74) ガダラの豚 (上) (双葉文庫 な 12-17)
日本推理作家協会賞受賞作全集 (74) ガダラの豚 (上) (双葉文庫 な 12-17) / 感想・レビュー
がたやぴん
初読み作家さん。新興宗教に超能力とマジックをぶつける第1部。今では、よくある構図だと思ってしまう為か序盤は読みズラい。後半、特に第2部に入ってからは一転して流れが速くなる。これは第1部が大事な伏線であることを示しているのだろう。宗教にハマった理由と心理的トリックや科学的トリックが下巻で生きてくる。第2部ではアフリカの呪術が怪しさを増す効果を出している。呪術のような超能力的なものがメインなのか科学的根拠があるものがメインなのかわからないまま下巻へ。
2016/12/23
夜長月🌙@新潮部
バラエティー番組の「超能力は本当にあるか」から始まり新興宗教にはまった妻。ここまではこじんまりした物語でしたが舞台はドドーンとアフリカへ。アフリカの呪術の話には得たいの知れないパワーを感じます。急ぎ下巻へ。
2020/10/28
あび
キャラクター一人一人がイキイキとしていて、ストーリーも素晴らしい。
2016/06/14
なつみかん
超能力VSマジック、呪いVS学問、スーパーナチュラルの異種格闘戦が愉しい。
2011/01/01
Glitter
この作家がなくなったことが返す返すも惜しい 現実と非現実を行きつ戻りつしながら 読者の意識を深く作品世界へ引っ張り込む 場面場面での掴み方も独得にして強力 エンターテイメントの本質を意識させられる
2016/04/05
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