日本推理作家協会賞受賞作全集 (80) (双葉文庫 お 30-1)
日本推理作家協会賞受賞作全集 (80) (双葉文庫 お 30-1) / 感想・レビュー
森オサム
第48回日本推理作家協会賞受賞作。いやー、長かった。叙述トリックの名手、の異名をとる著者の作品でありますので、まあそう言う感じの話ですよね。つまり、みんな怪しくて味方したい人が居ないんで、誰が犯人だか分からないが、誰が犯人でも別に良いや、と言う(笑)。あえて感情移入させないんじゃないかなぁ、ホント感じ悪い人ばかりでした。となれば作品の評価は、トリックにどれだけ驚けたか?、にかかるのですが、…微妙でした。もう少しコンパクトに纏めて、最後に天地がひっくり返る!、って感じがの方が良かった。残念、期待外れでした。
2020/06/01
bibi
なんとも不気味な沈黙の教室3年A組。裏表紙に「新たな〈恐怖と粛清〉が鎌首をもたげた!四重の謎と多彩な文体が生み出す渾身のサスペンス」とあり、「何かな何かな!?」とページが進むほど読むスピードが加速しました!
2020/06/26
とも
★★★★叙述トリックを多用する作家ではあるが、それよりかはミステリー&ホラー色を強めに出した作品ではあるが、日本推理作家協会賞受賞作というだけって、申し分ない大作。浅薄な作品が多い中で作りこまれたストーリーはただただ重厚でありながらも読みやすく引き込まれ、繰る手が止まらない。ひとつ残念とすれば、最終的な着地点が少々弱いのはこの作品に留まらないこの作家の特徴か(笑)
2018/05/05
okapon
物語の先が気になってどんどん読まされたから700ページもあったけどすぐに読み終わった。☆4
2019/01/15
ギルヲ
ハヤカワの方を読んだんですが、Kindleじゃないので、こっちに書きます。読書メーターなんか改悪した?それはさておき。陳腐な文章が多いので途中何度も読むのやめようかと思いましたがなんとか読了。やめても良かったかもというのが正直なところです。凝った造りでそれはすごいなぁとは思うけど、長々読んだ甲斐は無かったかな。残念。
2019/10/16
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