魍魎の匣(下)ー日本推理作家協会賞受賞作全集(83) (双葉文庫) (双葉文庫 き 22-2)
魍魎の匣(下)ー日本推理作家協会賞受賞作全集(83) (双葉文庫) (双葉文庫 き 22-2) / 感想・レビュー
NAO
新進作家が書いた『匣の中の娘』。魍魎退治を謳う新興宗教「御筥様」。教主の元の仕事は箱屋。箱型の建物の医学研究所。いろんな箱が出てくる。そして、人の心は、さまざまな感情を隠し入れる箱。時代は、戦後まもなくの、それまでの秩序が崩壊し新しい秩序はまだ浸透していない、暗さと曖昧さが残っている頃。こんなときだからこそ、妖しいものが跋扈するのだろう。
2020/01/24
tm
やっとこさ読了。上巻同様、ゆっくり休み休み読みました。良い意味でも、『悪い』意味でもとんでもない本。で尚且つ面白かったです😨💦憑き物、通り物、魍魎、匣、箱、筥・・・。オカルト、ミステリ、ホラー、哲学的とまでも思いました。上巻では役者が出揃い、下巻では畳み掛けるように解決編😰‼️その解明も人間不信になるかと思いました💦ちょっと気になる所は残ったままだけど、少し間を空けて次の京極堂の話も聞きに行きます😄🍀魍魎が付くも付かぬも自分次第!!あー、疲れた(笑)
2020/03/09
ぴーひゃらら
次々と暴かれる真相に一々ひっくり返る。まいった。幸福の基準なんて人それぞれだけど、黒幕の思想はやはり危険だ。人の命を利用して手に入れる幸福なんて本物じゃない。
2011/01/01
nori
Napanood ang sine sa aug21, 2018, matapos binasa yung libro at manga noong mga 10 taon ang nakalipas. Sa tingin ko, sine ang pinakamasama sa bersyon na ito. Nakapagulo ng paliwanag ng eksena. Siguro kailangan ang imahe ng mundo ni 京極 sa utak ninyo.
夕焼けレモン
中盤少しだれたけど、面白かった。
2014/10/08
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