本格ミステリの現在(下)-日本推理作家協会賞受賞作全集(92) (双葉文庫)
本格ミステリの現在(下)-日本推理作家協会賞受賞作全集(92) (双葉文庫) / 感想・レビュー
hanchyan@だから お早うの朝はくる
各論とも読んでてとてもスリリング。二階堂黎人論なんて国立駅前の地図載ってるし(笑)これホントに評論か!?って思わせといてホントに評論なのが面白い。宮部みゆき論・我孫子猛丸論・そして麻耶雄嵩論・・・陸続と蒙を啓かれる。自分の裡に無かったものの観方を示されるのは楽しいなあ。有栖川先生の筆による山口雅也論とかものすごく得した気がしたぞ♪一番興味深く読んだのは井上夢人論。こんにちではコレって、本格を含む小説のみならず“テクスト”全般に有効な視点だなあと膝を打ったが、ひょっとすると若い発信者には常識なのかもしれん。
2015/05/21
enmys07
上下巻やっと読み終えた。新本格派前後の作家さんの各論を面白く読ませていただいた。こんなところまで深く読み込めるとさらに面白くミステリを読めるのだろう。
2014/09/19
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