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金沢にて-日本推理作家協会賞受賞作家 傑作短編集(1) (双葉文庫)

金沢にて-日本推理作家協会賞受賞作家 傑作短編集(1) (双葉文庫)

金沢にて-日本推理作家協会賞受賞作家 傑作短編集(1) (双葉文庫)

作家
阿刀田高
鮎川哲也
戸板康二
皆川博子
辻真先
西村京太郎
出版社
双葉社
発売日
2015-06-10
ISBN
9784575658934
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金沢にて-日本推理作家協会賞受賞作家 傑作短編集(1) (双葉文庫) / 感想・レビュー

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KAZOO

ミステリーというよりもこのシリーズは推理作家協会賞を受賞した作家の作品を地方ごとにアンソロジーにまとめている気がします。6名の作家の作品が収められていて、私は阿刀田さんの作品だけを読んだことがありました。皆川博子さんの「春怨」はかなり不気味な感じが残りました。様々な味わいが楽しめます。

2017/06/30

cinos

金沢を舞台にしたミステリアンソロジー。そうそうたるメンバーですが、戸板康二の「等々力座殺人事件」が某作を連想させて好きです。西村京太郎の短編は、ちゃんと確認すればばれるアリバイというのが…。

2021/12/25

HANA

金沢を舞台にしたミステリアンソロジー。北陸新幹線開通に合わせて、タイムリーな一冊だなあ。各人共に読み応えがあったけど、個人的に白眉は皆川博子だった。古都を舞台に日本の陰翳が凝ったような作品は流石。一番金沢らしい作品だったのかもしれない。歴史を舞台にした大作もいいけど、こういう小品は本当に捨てがたい。鮎川哲也は珍しく倒叙ものだし、戸板康二は某名作を連想させる作品。西村京太郎は今の時代だと逆にわかりにくいようなトリックとアリバイ崩しと、各人各々の持ち味を生かしたような作品が揃っていて面白く読むことが出来た。

2015/07/02

パフちゃん@かのん変更

金沢にゆかりのアンソロジー。皆有名な作家さんばかりだが、いちばん若い阿刀田氏でも80過ぎ。書下ろしでもない、昔の作品なので古いというか物足りない気がした。

2017/07/23

yamakujira

阿刀田高「鳥瞰図」、鮎川哲也「晴のち雨天」、戸板康二「等々力座殺人事件」、皆川博子「春怨」、辻真先「友禅とピエロ」、西村京太郎「スーパー特急『かがやき』の殺意」を収録。新幹線開通記念なのか、金沢を舞台としたミステリのアンソロジーという謳い文句だけど、「鳥瞰図」はミステリじゃないよね。「等々力座~」と「春怨」は子供がからむから後味悪い。「友禅と~」はラストがちょっとバタバタで残念。「晴のち雨天」と「スーパー特急~」は、人気作家の安定した実力を味わえるものの、どれも物足りなかったなぁ。 (★★★☆☆)

2017/06/27

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