日本推理作家協会賞受賞作家 傑作短編集(12) 1日1話で読む6つの深き謎 (双葉文庫)
日本推理作家協会賞受賞作家 傑作短編集(12) 1日1話で読む6つの深き謎 (双葉文庫) / 感想・レビュー
ひさか
2021年6月双葉文庫刊。日本推理作家協会賞受賞作家傑作短編集シリーズ。受賞作家さんのアンソロジーなので受賞作は載っていません。シリーズが、もう12作目までになってるんですね。表紙絵は「危険がレモンパイ」です。このお話は、動機が曖昧なまま終わってしまい、少し消化不良気味です。北村さんの「しりとり」は、好きな話で楽しいです。が、全ての作品について、深き謎というフレーズは適切ではなく、どういう基準で選んだのかよくわからないアンソロジーです。結局、好みの作家さんを楽しんだだけで終わりました。
2021/07/30
小梅さん。
なんて贅沢なアンソロジー。 お目当ては北森鴻さんと連城三紀彦さんだったけど、他の作品もどれも読み応えばっちり。 「死固」だけは、ちょっと犯則技では?と思わないでもなかったけど。 北村薫さんのあれは、しんみり心に沁みる。 あんなメッセージを残されたら一生忘れない。 連城作品のあのひっくり返しもお見事。 どこに着地するかと思ったらそうだったのか。 北森さんは香菜里屋で嬉しい。 これ、シリーズで色々出ているようなので他も読んでみようかな。
2021/06/15
コチ吉
岡嶋作品のあるようでないトリック、北村作品の詩的味わい、大好きな香菜里屋シリーズの北森作品。幻想と現実との目眩く融合の連城作品。
2021/07/16
スプリント
通勤電車で読むにはぴったり。 作家を知るきっかけにもなる
2023/12/09
あずとも
岡嶋二人さんと北森鴻さん目的で購入。色んな作家さんの作品を1冊で読めるのは贅沢な感じ。意外な犯人、衝撃の結末等々驚きの真相がテーマの短編集。
2021/06/16
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