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陽炎ノ辻 ─ 居眠り磐音江戸双紙 1 (双葉文庫)

陽炎ノ辻 ─ 居眠り磐音江戸双紙 1 (双葉文庫)

陽炎ノ辻 ─ 居眠り磐音江戸双紙 1 (双葉文庫)

作家
佐伯泰英
出版社
双葉社
発売日
2002-04-09
ISBN
9784575661262
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陽炎ノ辻 ─ 居眠り磐音江戸双紙 1 (双葉文庫) / 感想・レビュー

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遥かなる想い

シリーズで1700万部売れた という著者の本シーズンに 挑戦。 さすがに善と悪が明確で 面白い。 江戸田沼改革の時代、 深川の雰囲気が、 時代小説の面白さが、 ふんだんに盛り込められている。疲れた時に軽く 読めるのがいい。

2015/04/12

*мiкi*

時代物は苦手だったけど情景が浮かんで読みやすく誰が誰だか分からなくなってもある程度理解できる。主人公には幸せになってほしいな、人に裏切られることなくこの物語が終わり(続き)ますように…と祈りつつ読み進めた。シリーズ物のようなので読み進めたい。また、他の方のれびも楽しみ

2023/04/19

なる

大御所だけど未読の作家を読んでみようシリーズその12は佐伯泰英。歴史小説に比べるとフィクション性の強い時代小説にはあまり縁がなく、出版社の中釣り広告での顔と名前しか知らなかったのだけれど自身のこのブームのうちに読んでおこうと思い拝読。一時期は小説家廃業の寸前まで行ったという著者の乾坤一擲の作品で「文庫書き下ろし時代小説」というジャンルの開拓者。最初は登場人物の名前が覚えにくかったものの、長屋住まいとなってからのストーリーは人情味もあり主人公・坂崎磐音(居眠り磐音)への絶対的な安心感もあって楽しく読めた。

2021/07/02

雪風のねこ@(=´ω`=)

著作を読むのは2冊目。だが読み易く、やはり面白いなと感じる。主人公として人の出来が良すぎるようにも思うけれど、壮絶で悲しい事件を思えば頷ける。自分を殺し、耐え忍び、空腹にも耐え、不正を働くことなく、それでいて常に遜り相手を尊重する。たとえ子供であっても。だから人の信用を得るのだなと思う。正し悪人には容赦がない。藩にバラたらまずかろうに、というくらい悪人を斬っちゃうのだけど、藩の悪政を正す永い戦いを思えば然もありなん。親友、そして義兄になるはずだった男の敵討ちなんだなぁ。

2020/08/12

優希

人気の時代劇の原作ということで読んでみました。始めから気の毒な展開ですが、そこからの流れが面白かったです。浪々の日々を送っていた磐音が両替商の用心棒となり、幕府の屋台骨を揺るがす陰謀に巻き込まれていくのにハラハラさせられました。穏やかでありながら颯爽と悪を斬るのがいいですね。自分の力を誇示せず、飄々としている磐音が好きです。浮世離れして、人と違うところにいるような磐音の人柄の虜になってしまいました。気を抜いて読める娯楽時代小説です。シリーズで沢山出ているようなので他の作品も読んでみたくなりました。

2015/02/07

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