花芒ノ海 ─ 居眠り磐音江戸双紙 3 (双葉文庫) (双葉文庫 さ 19-3 居眠り磐音江戸双紙)
花芒ノ海 ─ 居眠り磐音江戸双紙 3 (双葉文庫) (双葉文庫 さ 19-3 居眠り磐音江戸双紙) / 感想・レビュー
ALATA
春先の縁側で日向ぼっこする年寄り猫のようなのどかな構え。夏祭り深川不動で静と動の絶妙な間合いで一撃必殺の抜き打ちを送り込む。五郎造親分への借りはきっちり返す、ちょっと泣ける人情話が良い。そして豊後関前藩、暗雲渦巻く霧を晴らすため国元に走る磐音、忍びの覚えある仁助と亡き友の無念を晴らす恩讐御番ノ辻が良かった★5許嫁、奈緒の出奔は悲しい。「待っておれ、必ず助けに行く」貧乏浪人は奔る・・・
2024/06/09
雪風のねこ@(=´ω`=)
もうね、胸熱ですよ。 「上意である!」とそれを聞いた彼の行動。刑死の刻限が迫る中での追撃戦。緊張感も相まって興奮すること間違いなし!(映画のストーリーってここまでだったのかしらん?) 「恐れを抱くことこそ、日常の腕前を発揮できる第一歩と思え。過信、傲慢よりも遥かに大切なことだ」
2020/09/09
ミュポトワ@猫mode
50冊以上続くシリーズ物の文庫本3冊目。この前、本屋さんに行ったら、別枠で佐伯さんの棚ができててびっくりしましたwww 内容は、序盤はいつもと通り進みましたが、ちょっと歯切れが悪いかも。これここで終わったんだって読み返してしまいました。でも、この巻は最高ですよ! 後半のクライマックスは手に汗握るというか、やっぱりこうでなくちゃ!って思う話の展開でこのシリーズで初めて面白いと思いました(←失礼)やっぱり勧善懲悪の時代小説ってこうでなくちゃダメですよね! 久しぶりに水戸黄門的な話を読んですっきりしましたwww
2018/06/18
よむよむ
うっわ~ こんなところに水戸黄門!…って出てくるわけぢゃなく、あのシーンが!ってことです。時代物でこんなに興奮できるなんて凄いです~ ますます磐音さまに惚れまくりっ
2013/04/24
Atsushi
居眠り磐音シリーズ3作目。豊後関前藩に戻った磐音は、守旧派による陰謀の首謀者で父を排斥しようとする主席家老一派を成敗。苦界に身を投じた奈緒を探す旅に出る。少々ご都合主義の感もするが、磐音の剣の腕前と誠実なキャラクターに惹かれて続編に手が伸びる。
2019/01/03
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