「居眠り磐音江戸双紙」読本: 収録特別書き下ろし中編時代小説居眠り磐音江戸双紙番外編跡継ぎ (双葉文庫 さ 19-26)
「居眠り磐音江戸双紙」読本: 収録特別書き下ろし中編時代小説居眠り磐音江戸双紙番外編跡継ぎ (双葉文庫 さ 19-26)
- 作家
- 出版社
- 双葉社
- 発売日
- 2008-01-10
- ISBN
- 9784575663150
「居眠り磐音江戸双紙」読本: 収録特別書き下ろし中編時代小説居眠り磐音江戸双紙番外編跡継ぎ (双葉文庫 さ 19-26) / 感想・レビュー
とし
「居眠り磐音江戸双紙」読本。おこん14歳、まだ筆頭支配人由蔵の出会、今津屋の奥女中になった経緯、読み終えて「居眠り磐音江戸双紙」又1巻から読み直したくなりました。
2015/07/20
ガクガク
県民体育祭の2日間で読了。おこんが今津屋に奉公に上がるまでを描いた中編の『跡継ぎ』もよかったし、佐伯さんのインタビューやエッセイもとても興味深く読むことができた。佐伯さんがそれまでの小説に行き詰まり、切羽詰まって時代小説に転向して、それから第二の作家人生が始まったということに、人生の運命の廻り合わせを感じた。人の一生のターニングポイントは、いくつになってもやってくるんだなと思った。もう自分は年だからなんて、決して思っちゃいけない。磐音シリーズも決して手を抜かず細部まで丁寧に描かれていることを改めて感じた。
2014/09/21
はる
おこんさんが今津屋で奉公する経緯は本当に面白かった。おこんさんが奉公を始めた時は皆先代がいて初々しく、ここからあんなに頼もしい人になって行くのかと思うと感慨深かったです。正に表題通りの跡継ぎでした。
2020/08/16
はにこ
磐音シリーズを読破して大分経つが、家で本を漁っていたら発掘。いやー、懐かしい。若き頃のおこんちゃんが、大人になってからと全然変わっていなくて良いね。中編も面白かったし、著者へのインタビューや、エッセイもあり、年表もありと贅沢な時間を過ごせた。
2022/01/10
TakaUP48
「居眠り磐音」23巻までのガイドブック。地図や金兵衛長屋・道場などのイラストが嬉しい。地図を見ていると、何となく物語を思い出し人々の往来のイメージが湧いてくる。書き下ろし「跡継ぎ」は、今津屋の今は老分・由蔵と幼き・おこんとの出会いから始まる。幼少のころから、おこんはしっかり者で度胸があったんだ。事件解決後の由蔵とおこんの指切りげんまんがなんとも微笑ましい。コラムが勉強になった!作者・佐伯泰英のインタビューやエッセイでは、作者の少年期の貸本・映画が多大なる影響を与えたことがわかる。登場人物一覧付き。
2019/10/12
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